各パネルはドッキングしたり、独立したウィンドウにしたりできる。パネルを閉じるにはパネル名が表示されている部分を右クリックし、[閉じる]をクリックすればよい。表示するにはメニューバーの[ウィンドウ]を展開し、表示したいパネルをクリックする。ここでは属性パネルを表示してみる。
ちなみに、メニューを見れば分かるが、[ブラシ設定]にはF5、[レイヤー]にはF7というようにショートカットキーが割り当てられている。また、アクティブになっているパネルには左にチェックが付いている。上の画像の場合はレイヤーが表示されているということを示している。
パネルは独立したウィンドウで表示されるとすると上の画像のようになる。これをレイヤーパネルのすぐ左に配置してみよう。属性のタイトル辺りをドラッグし、レイヤーパネルの左端にマウスを持ってくると青い縦線が表示されるので、そこでマウスボタンを離す。
するとレイヤーパネルの左に属性パネルが配置される。
同じように、レイヤーの上に配置するとどうなるかやってみよう。
属性がレイヤーパネルの上に配置された。
ただ、全体のウィンドウが小さすぎてレイヤーパネルが最小化したようだ。レイヤーパネルを右クリックし、[パネルを展開]をクリックすると、最小化するパネルを属性パネルと切り替えることができる。アプリケーションウィンドウを十分大きくしてから展開すれば、両方展開された状態になる。
また、レイヤーと同じところにドッキングすればタブで切り替えられるようになる。
トーンカーブを使うと写真画像を自然に明るくしたり暗くすることができる。レイヤーに画像を張り付けて、色調補正パネルを用意する。色調補正の中のアイコンの上段中央にあるアイコンがトーンカーブなのでクリックする。
属性パネルに移動してプリセットを[初期設定]から[明るく]に変更する。
すると、トーンカーブが変更され、全体的に少し明るくなる。
カーブは手動でも変更できる。横軸が明るさの入力値、縦軸が出力値である。上側にカーブしているので、ある箇所の入力は、より大きい値になって出力されるということである。カーブする点は複数追加することができるのでプリセットの[コントラストを上げる]というようなことも可能である。
トーンカーブは画像を直接変更するわけではない。レイヤーパネルを確認してみるとトーンカーブが追加されていることが分かるが、このレイヤーで補正されているということである。トーンカーブのレイヤーを非表示にして無効にすれば元の明るさで表示される。
写真を明るく補正するときには特に便利な機能である。