はじめに
Ctrl+Alt+F3などを押してからX Window Systemなしでログインした場合、ログイン後以下のコマンドのうち1つでX Window Systemを起動する。引数はウィンドウマネージャを指定している。LinuxMintで採用されているcinnamonもあるが、これはデスクトップ切り替えからは一部しか動かないようである。
startx /usr/bin/startlxde
startx /usr/bin/startkde
startx /usr/bin/gnome-session
startx /usr/bin/cinnamon8(これは動かない)
startx /usr/bin/gdm3(これは起動しない)
startxのみで起動するとウィンドウマネージャを選択するダイアログが表示される。
KWin Windowmanager of the KDE Software Compilation
Marco Lightweight GTK+ window manager for MATE
Muffin ligtweight window and compositing manager
Mutter lightweight GTK+ window magager
OpenBox(追記:これはLXQt)
Xfwm4 Window manager of the Xfce project
その他… お好みのものを選んでください。
(設定->セッションの設定->基本の設定 からいつでも変更することができるようになる。)
VirtualBoxにDebianをインストールするとモニタ解像度が800x600になる。この解像度を変更する。変更後はホストのメニューで表示>ウィンドウサイズの調整をクリックすると良いだろう。
Gnome-dekstopの場合(echo $XDG_CURRENT_DESKTOPの出力がGNOME)
1.アクティビティ>左下の[アプリケーションを表示する]>一番下の[設定]で設定ウィンドウを開く。
2.ネットワークをクリックし、↓キーを1回押し、Enterでデバイスウィンドウを開く。
3.解像度から見切れている解像度(「1024 × 768」など)をクリック>Tabを3回押す>Enterを押す>変更を保存
LXDEの場合(echo $DESKTOP_SESSIONの出力がLXDE)
1.左下のメニュー>設定>モニタの設定でディスプレイの設定ウィンドウを開く。
2.解像度を変更>適用>ダイアログにOK
KDEの場合(echo $XDG_CURRENT_DESKTOPの出力がKDE)
1.左下のメニュー>システム設定でKDE システム設定ウィンドウを開く。
2.ハードウェアカテゴリのディスプレイとモニタ>右側で下にスクロールし解像度を変更>適用
OpenBox(LXQt)の場合(echo $XDG_CURRENT_DESKTOPの出力がLXQt)
1.左下のメニュー>設定>モニタの設定でディスプレイの設定ウィンドウを開く。
2.解像度を選択>適用>ダイアログにOK
Mint Cinnamonの場合(echo $XDG_CURRENT_DESKTOPの出力がなし、echo $DESKTOP_SESSIONの出力がなし)
1.左下のメニュー>設定でシステム設定ウィンドウを開く
2.ハードウェアカテゴリのディスプレイ>解像度を選択>適用>ダイアログに「この設定のままにする」