はじめに
2021年2月作成以降随時更新
巣ごもりコアラ
※2024年3月、天台宗の住職や大僧正という立場の人が、14年間に渡って尼僧の性暴力の加害者になっていた事が発覚しました。なぜ仏道にいる者が外道に落ちるのでしょうか。深刻な出来事です。それは仏教が人類覚醒の道の教えである事を知らない無知から来るのだと思います。
本ホームページの作成の経緯
仏教はあの世の救済の教えではありません。覚醒の道の教えです。日本の伝統仏教は先祖供養や死後の世界を説くいわゆる葬式仏教になっていますが、各宗派の教えを科学的視点で捉えてみると、そこには宇宙に向けた心の開花が説かれている事に気付きます。
私がネットで仏教について調べ始めたのは、2020年の春のコロナ巣篭りの中でのことです。当時の誹謗中傷は、つまるところ人間の心に起因し、心の問題に本腰を入れて向き合うしかないと思いました。そして仏教は心の教えだと聞いたことを思い出しました。すると仏教は命や宇宙についても説いている事を知りました。最終的に仏教は、神仏の救いを求める教えではなく、私たち人類の覚醒の教えである事に気付きました。
振り返ると、新型コロナが始まると同時に誹謗中が起こり、続いて拡大自殺が続き、ロシアがウクライナに侵攻し、安倍元首相が暗殺され、旧統一教会の日本蹂躙が明らかとなり、国葬は世論を分断しました。仏教は、この世の苦しみは人間の執着や貪欲などの煩悩によって引き起こされ、煩悩は八正道の実践によって消滅すると説きます。この煩悩を消し去った状態を覚醒と言い、人類は苦しみから解放されます。八正道は人間に備わっている仏性を開花させる仏の教えです。
ということは、八正道が日本社会に広まれば、誹謗中傷、外国宗教の蹂躙、政治の腐敗、などは無くなり、世界に広まれば人種差別や戦争はなくなる事になります。そして、仏教は宇宙について説いているので、人類の心を宇宙に向けて開花させ、宇宙思考をもたらします。仏教の説く宇宙は次のようなものでした。
(1) 宇宙は小千世界、中千世界、大千世界、からなる階層を為す。
(2) 宇宙は始まりも終りもなく、無限の過去から無限の未来に存在する。
(3) 宇宙の空間は巨大な方向と微小な方向いの両方に無限に続く。
(4) 宇宙では因果律が支配している。
これは天文学が明らかにした現実の宇宙と同じです。さて、ここで疑問が生まれます。仏性の開花を説く仏教ですが、なぜ紀元前5~6世紀ごろにインドに現れたお釈迦様は、科学のない時代に現実の宇宙の姿を説くことができたのでしょうか。この疑問について答えは探してもありませんでした。お釈迦様は瞑想によって悟りを得たという事ですが、地上でどんなに深い瞑想をしても決して宇宙の姿は分かりません。(1)~(4)は宇宙を観測する事によってのみ知ることができます。そして、科学の無い時代に宇宙の姿を知り得る方法はただ一つです。宇宙を旅してきた人から教えてもらうしかありません。私は梵天勧請の逸話を知った時、この謎は解けました。すなわち、お釈迦様は天空、つまり宇宙との関りがあったのです。
このような形で、仏教関係のウェブサイトやyouTube動画などから知った仏教の教えを基に、仏教に隠されている真実を推察できるようになりました。その真実の追及は、一神教と仏教の神仏習合を可能にし、華厳経が多元宇宙を説き、法華経が命の循環を説いている事を確信しました。
私は仏教が覚醒の教えであると投稿しているサイトを探しましたが見つからず、そこで私の発見を開示することにしました。
なお、私は一介のパート労働者で仏教や宗教に関する仕事や趣味には関わっていません。単に、仏教ではこのように説かれているというネット上の情報をもとに辿り着いた結論を本ホームページで公開しています。
※ 関連電子書籍: https://tinyurl.com/bp4tf5hs