* 論文は最新順です。(今後、研究会で紹介された論文も掲載していく予定です。)
特集:精神科臨床領域における応用行動分析学の展開
<編集者から>
仁藤二郎・奥田健次・山本淳一 (2022). 巻頭言―特集号の編集にあたって― 行動分析学研究, 37, 2-8.
<一般論文>
仁藤二郎・奥田健次 (2022). 幻聴を訴えてひきこもっていた統合失調症者に対するエクスポージャーを伴う外出訓練—GPS による自動測定とリアルタイムモニタリングによる評価— 行動分析学研究, 37, 9−19.
奥田健次 (2022). 頻繁にトイレに行くことを繰り返した強迫性障害と診断された ASD 児に対する反応妨害の効果 行動分析学研究, 37, 20−29.
<実践報告>
岡本直人 (2022). 確認行為がある強迫性障害患者に対するエクスポージャーと儀式妨害―行動指標を用いた技法の検討― 行動分析学研究, 37, 30−38.
谷川智宏 (2022). パニック発作を繰り返す高齢者に対して心拍バイオフィードバックを取り入れた脱感作法の適用 行動分析学研究, 37, 39−47.
川上英輔 (2022). 統合失調症をもつ人に対するセルフモニタリングによる再入院予防支援の効果 行動分析学研究, 37, 48−59.
<コメント>
山本淳一 (2022).精神科臨床における事例研究を行動分析学研究の論文にする行動分析学研究, 37, 48−59.
* まず、コメント論文を読み、前もって各論文の要点を把握して読み進めることもお勧めする。(巻頭言より)
<ご発表頂いた先生方の論文>
本田暉・仁藤二郎 (2025) 休職や転職をくり返すうつ病女性の日常生活におけるポジティブ行動支援: 2 事例のシングルケーススタディ. 行動医学研究, 30(1), 20-26.
(精神科臨床においてのポジティヴ行動支援をキーワードとした取り組みです。)
日本行動医学会
仁藤二郎・奥田健次 (2021). 強迫性障害の男性に対する曝露反応妨害法による介入 ー日常生活における行動指標の測定と介入効果の検証ー 行動分析学研究, 36, 27-36.
(行動間マルチベースラインデザインが用いられ、実践家にとって参考になる報告です。)
日本行動分析学会
瀬口篤史(2020) 加害恐怖を示す高齢女性に曝露反応妨害法を行った単一事例研究―買い物行動に対する介入と効果の検討― 行動分析学研究. 35,52−60.
日本行動分析学会
石川菜津美・濱田純子・金生由紀子(2019) 石川菜津美, 濱田純子, & 金生由紀子. (2019). 自閉スペクトラム症児に対する自然的発達行動介入の効果. Japanese Journal of Child & Adolescent Psychiatry, 60,659-672.
児童青年精神医学とその近接領域 = Japanese journal of child and adolescent psychiatry : 日本児童青年精神医学会