上演時間
10:00~10:40
アクションメインの劇なので、マレーシアの伝統武術である「シラット」を劇中に取り入れることが大変でした。
マレーシアは、多民族国家として知られているように、主にマレー系、中華系、インド系の3つの民族から構成されている国家です。そのため、宗教から文化身近な習慣まで全てが民族、人によって違います。まさに「Malasyia. Truly Asia.」というキャッチコピーは、多様な文化と自然を持つマレーシアを表しています。
Kerana pulut santan binasa
もち米のせいでココナッツミルクが壊れる
物事が本来うまくいっていたのに、些細なことが原因でダメになってしまう様子。
マレーシア語科は、少人数(10人)で圧倒的にアットホームな環境です。授業では、先生が作ってくれたマレー料理を食べたり、マレーシアの歌や踊りをしたりします。また、マレーシアコミュニティはとっても密なので、マレーシアの有名人に会えちゃうかも!(私はマレーシア元首相マハティール氏に会うことが出来ました!)
この語劇を作り上げる上で、決して楽なことだけではありませんでした。脚本の著作権許可を取るところから、照明や音響、劇の一つ一つの動作まで考えて考えてやっと作り上げた語劇です。この語劇を実行する上で、語科のみんな、先生、留学生の方々様々な方にご協力頂きました。みんなで作り上げた語劇を皆さんに是非ご覧いただきたいと思っています。
最初に言わせていただきたいのは、私は本当に名ばかりの監督であり、この劇はマレーシア語科10人皆で作り上げたものだということです。特に、ネイティブの先生には非常にお世話になりました。発音や抑揚はもちろん、顔の表情から手の動きに至るまで、ありとあらゆる表現を先生に指導していただきました。「まだ暗記してないの?」って言いながらも毎回の練習に付き合ってくださったのは本当に感謝です。だから、この劇の立役者は間違いなく先生です‼︎
Terima kasih banyak !!
始めはセリフの量に目まいを起こす日々でした。しかし、日々のマレーシア語の授業が語劇の練習に変わったのは新鮮で、段々と楽しくなっていきました。私の演じるMat Kilauは、祖国を守るために立ち上がった誇り高き戦士です。本番は一度きりですが、この舞台を通じて彼のマレーに対する熱い魂を感じていただければ嬉しいです。
《脚本 コメント》
友情の素晴らしさとマレー人の逞しさを伝えたくて、試行錯誤しながら脚本を作りました。ぜひ楽しんでください。