上演時間
17:10~18:00
一から架空のオリジナルストーリーを作っていったため、歴史に基づきつつオリジナルな要素を加えること、自分たちの伝えたいメッセージを考えるという点で、構想の段階から苦労した点が多くありました。また、15人という少人数でありながら全員が舞台に立つ機会をもち、その中で音響、照明、大道具といった裏方の仕事も交代しながらこなすというのは想像以上に大変で、難しかったです。長いフィリピン語のセリフに加え、スペイン語、英語も登場する台本を暗記するのにも時間がかかりました。
約8000の島から成る島国であり、またスペイン、アメリカに支配された歴史的背景からさまざまな言語や文化をもった自然豊かで魅力的な国です。
Padayon!
諦めるな、前へ進め
少語科だからこそみんなと仲良くなれるのはフィリピン語科の魅力の一つです。1年生のボート大会では漕ぐ人も応援する人も一体となって取り組んで見事準優勝を果たし、人手が少なく忙しいながらも5日間お店をやり切った外語祭の料理店は私たちの絆をより一層深めてくれました。また月一回の「フィリピン語サロン」をはじめフィリピンの人と関わる機会があったり、それぞれがボランティア活動やインターンシップで積極的にフィリピンに足を運んでいたりするなど、フィリピンに触れフィリピン語を生かせるチャンスが多いのもフィリピン語科の魅力だと思います。いろいろなことに挑戦している語科の仲間にたくさん刺激をもらっています!
私たちフィリピン語科は今年度、オリジナルストーリーを作るところからの出発となりました。
ストーリーのテーマやメッセージが決まらなかったり、なかなか全員が揃って練習することができなかったり、小語科ならではの壁にぶつかったりと多くの苦労がありましたが、アイデアを出し合いみんなで協力し、語劇を作り上げてきました。また、フィリピンで演劇を作る活動に携わった経験のある方にもご指導いただき、演出面や演技面についても工夫できる点を考えてきました。
私たちの語劇をぜひお楽しみください!
監督らしいことはほとんどしていませんが、すごいみんなのすごい頑張りのおかげですごくすんごい劇ができてすごいです。
みんなありがとう。
全力の姿を見てください!
《脚本 コメント》
リサールの愛国心は、時代を越えて私たちの中にも生きています。その想いを、今の世代の言葉で届けたい。
何人であっても祖国を想う気持ちは、きっとどんな時代にも大切なものだと思います。それを少しでも伝えられてたら幸いです!