アンドレア・メイイン・ウー先生講演「世界文学からみた児童文学:現代台湾絵本を題材に」(使用言語:英語)

東洋大学トップリーダー連携教育プログラム文学部 第7回講演会

 

アンドレア・メイイン・ウー先生(台湾 国立成功大學 教授)

講演テーマ 「世界文学からみた児童文学:現代台湾絵本を題材に」 (言語:英語)

日時 2019年11月29日(金)4限 14:45~16:15

台湾国立成功大學のアンドレア・メイイン・ウー先生をお招きして、東洋大学トップリーダー連携教育プログラム文学部第7回講演会(主催:文学部グローバル化推進委員会)を開催しました。

絵本は今や世界共通語として文学の一翼を担っており、特に、日本、韓国、台湾などアジアの絵本は世界でも高い評価を受けています。台湾出身でアメリカでも研究をされてきたウー先生らしいグローバルな視点から、現代台湾で話題の絵本を例に、世界文学の視点から見た児童文学についてお話いただきました。

題材となったのは現代台湾絵本作家Chih-Yuan ChenによるGuji Guji(2004)で、スウェーデンIBBY(国際児童図書評議会)より優れた児童文学に贈られるピーターパン賞を受賞(2015)これは、台湾の現代絵本が広く世界に認められていることを示しています。ご講義では、Guji Gujiの各国版を比較し、絵本はcultural agentとして文化背景が投影されていることを示されました。