単位・科目
授業科目には、学修時間に応じた単位数が定められており、卒業要件等の基準は修得すべき単位数として規定されています。1単位には、授業や自習(予習・復習)を含めた45時間の学修時間が必要です。標準的な授業形態は、週1回1学期15週にわたって授業が実施されます。授業時間は、どの科目も90分間です。
▪学修時間の考え方
単位=授業+自習(予習・復習)
科目ナンバリングとは、授業科目の学問分野と学修段階(難易度)がわかるように各授業科目に番号を付して分類したものです。
学生が授業の難易度や専門性に応じて授業を選びやすくなる、学士課程の科目全体を体系化できる、といった効果が期待できます。
💡科目ナンバリングの体系、学問分野略号等の詳細は こちらで確認してください。(クリックすると「東洋大学公式Webサイト>順次性のある体系的なカリキュラムの編成-カリキュラムマップ・科目ナンバリング-」のページに移動します。)
シラバスとは、授業の内容(概要)や到達目標など、科目の履修を通じて身につけることのできる知識、能力、各回の授業の進め方や内容、成績評価方法・基準、使用テキストや予習・復習の指示などを明らかにしたものであり、あらかじめ学生に公表されるものです。
履修する科目を決めるにあたっては、シラバスを熟読することはもちろん、予習や復習の際の振り返りに用いるなど、シラバスを活用することによって学修効果を高めるよう努めてください。
▪シラバスの記載項目
シラバスには、科目名、授業を担当する教員名等の基本情報のほか、以下の項目を記載しています。
▪講義の目的・内容:科目の目的として、どのような内容を学ぶのか、またどのように教授していくかについて示しています。
▪学修到達目標:講義を通して身につけることのできる知識・能力などを具体的に示しています。
▪講義スケジュール:各回の授業内容・テーマをもとにしたスケジュールを示しています。
▪指導方法:担当教員がどのように授業内容を進めていくのかについて示しています。
▪事前・事後学修:授業を受講するにあたって、必要な予習・復習の指示を示しています。
▪成績評価の方法・基準:どのような評価方法で成績評価をするのか、また評価方法ごとにどれくらいの割合で成績に反映するのかについて示しています。
▪受講要件:履修にあたってあらかじめ必要な条件について示しています。
▪テキスト:授業で使用する教科書やテキストについて示しています。
▪参考書:授業に関連する参考書を紹介しています。
💡シラバスは、こちら(*クリックすると、「東洋大学シラバスデータベースシステム」のページに移動します。)で公開しています。
東洋大学では語学科目を中心とした多様な学習機会を拡充することを目的として、2018 年度から東京外国語大学との間において単位互換協定を締結しました。これに伴い、東京外国語大学の授業の一部を履修することが可能になりました。
東京外国語大学の科目を履修するにあたっての条件、履修方法などを規定しています。詳細は、東京外国語大学のシラバス(*クリックすると、外部サイトに移動します。)を参照するとともに、所属学部教務担当課までお問合せください。
<履修申請要領等>
▪対象学生
学部2年次以上(ただし、原則、卒業予定の学期の履修はできません。)
▪履修可能単位数
学期の履修単位数の制限内かつ、卒業までに東洋大学以外の大学等で取得可能な単位数上限は 60単位(入学前の単位認定も含む)。
▪学籍の取扱い
東京外国語大学では「特別聴講学生」として在籍することになります。
▪開講キャンパス
東京外国語大学府中キャンパス(所在地:〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1)
※ 東京外国語大学入構時には本学の「学生証」を必ず携帯し、東洋大学の学生であることを示すこと。その他、東京外国語大学の学則に従い、規律ある行動をとること。
▪履修可能科目
所属学部教務担当課で確認してください。ただし、都合によって履修可能科目が変更になることがあります。また、本学と東京外国語大学双方の曜日時限が重複する科目や移動時間も含めて授業開始時刻に間に合わない科目を履修することはできません。
▪履修手続
① 「特別聴講学生願書」を所属学部教務担当課窓口で受け取り、所定の期間内に所属学部教務課窓口に提出してください。
② 提出された「特別聴講学生願書」をもとに、東京外国語大学が受講の可否を決定します。
③ 第1回目の講義に出席し、東京外国語大学の授業担当教員へ東洋大学の学生であり、聴講申請手続き中である旨、申し出てください。
④ 受講の正式な可否については、東洋大学公式アプリ内のTOYO-infoにてお知らせを配信しますので、確認のうえ、受講可の学生は東京外国語大学で所定の手続を行ってください。
▪試験
東京外国語大学の制度によります。追・再試験は原則行いません。
▪単位認定
東京外国語大学からの成績到着後、当該科目の単位の認定を希望する場合は、所属学部教務担当課窓口まで、「単位認定申請書」を提出してください。単位認定の可否については、教授会での審議を経て決定されます。申請が認められる場合は「T」評価として認定します。
※ 「T」はGPA 制度の対象にはなりません。