総合情報学研究科では、短期海外招聘制度を利用し2024年5月19日（日）～5月28日（火）の期間に、Rutgers Business Schoolの教授でありEmerging Technologies in Accounting and Auditingの世界的権威であるMiklos Vasarhelyi氏を米国より招聘しました。

招聘期間中は、受入担当教員の中野雅史教授のもとで総合情報学研究科と総合情報学部の学生を対象に特別講演会 ‟It's not intelligence, it’s functionality” と ‟Rethinking Financial Reporting”を実施し約100名を超える大学院生・学部生の聴講があった他、ゼミや複数に亘る研究懇話会にもご参加いただき学生や教員との交流を深めました。

Miklos Vasarhelyi先生は、最新のテクノロジーが伝統的な財務報告と市場との関係にどのような変容をもたらし、生成AIを含めた情報技術が今後の会計・監査の世界にどのような変革をもたらすかに対して大変示唆に富んだご講演をしていただきました。学生や院生の質問等に丁寧に答えていただいただけでなく、自ら積極的に学生にAIやChatGPTなどに興味を持たせる質問等を行うなど、先生の熱意と学生への愛情が伝わる非常に有益なご講演等でした。

本学の研究・教育活動に有意義な知見等を与えてくださったMiklos Vasarhelyi先生にあらためて厚く感謝申し上げます。