2023年度英語プレゼンテーション/スピーチコンテストを開催しました
東洋大学では、毎年、学生の英語スキル向上と学部・学年を越えた学生同士が切磋琢磨する機会を提供するために、国際教育センター主催による英語スピーチ・プレゼンテーションコンテストを実施しています。
9回目となる今年度は、大学での学びを社会での実践へ繋ぐため「英語プレゼンテーションコンテスト」(大学生の部)として、2023年11月25日に白山キャンパス125記念ホールで実施しました。また、昨年度から新たに始まった東洋大学附属高校生による英語スピーチコンテストも同時開催し、東洋大学附属京北高等学校、牛久高等学校、姫路高等学校から計5名が出場しました。
コンテストは会場での観覧の他、YouTube Liveでも配信をしました。再生数は227回と、多くの方に学生の成果を見て頂く機会となりました。
大学の部には出場希望者33名からエントリーがあり、その中から予選を勝ち抜いた11名が本選出場となりました。大学の部のテーマは、教育におけるAIの利点と欠点、女性の社会進出、SDGsの地域的解決策など、現在の社会問題をテーマとし、それぞれが自分の意見をプレゼンテーションという形で表現しました。これまでのスピーチコンテストと異なり、スクリーン上にパワーポイント資料があることで、見ている観客の理解がより深まり、発表もスムーズに行われました。
高校の部には、各高校から5名が出場しました。高校の部のテーマは、「もしあなたが日本の首相だとしたら、どのSDGs目標を優先しますか?」であり、高校生がもし自分が日本の首相だったらという視点で力強い意見を訴え、見ごたえのある発表となりました。
コンテストという特殊な環境にあって、緊張しながらも堂々と発表する学生、生徒たちからは、各自が練習を重ね、自身の研究や経験に基づいた意見を英語でのスピーチ・プレゼンテーションに仕上げたことがよく分かるコンテストとなりました。また、当日は発表者の大学生と高校生の交流イベントを実施し、テーマに関する学びを深める機会となりました。
関係企業の皆さまにもご協力いただき、たくさんの協賛品をご提供頂きました。本イベント実現に向けて、様々な形でご支援頂きました協賛企業・団体の皆様に改めて御礼を申し上げます。
❖コンテスト概要❖
日時:2023年11月25日(土)13:00~18:00
実施場所:東洋大学白山キャンパス8号館7階125記念ホール(オンライン同時配信)
当日のスケジュール:
13:00 開会宣言:髙橋一男(東洋大学副学長/国際教育センター長)
13:00 来賓挨拶:矢口悦子(東洋大学学長)高橋副学長による代読
13:20 コンテスト開始(高校生の部)
14:00 コンテスト参加者(高校生&大学生)交流イベント
14:45 コンテスト開始(高校生の部)
16:30 表彰 特別審査員賞:本間 充 様(公益財団法人 日本英語検定協会)
高校の部1~2位、観客賞、大学の部1~3位、観客賞:
髙橋一男(東洋大学副学長/国際教育センター長)
16:45 講評:Nora Alaboosi (Toyo University Language Center Teacher)
小早川 裕子 (東洋大学国際教育センター副センター長)
Andy Hockersmith(Exchange Program Coordinator)
16:55 閉会の挨拶: Steven Green(東洋大学国際教育センター副センター長)
❖受賞者(大学生の部)❖
1位:ミア エムディマヒ(総合情報学部 総合情報学科 2年)テーマ①
AIを活用した教育のメリットとリスクを提示した上で、AIの適切な利用方法と教員の新たな役割について提言した。
2位:古屋 咲季(国際観光学部 国際観光学科 2年)テーマ⑤
世界的な生態系破壊、空気・水質汚染を指摘。徳島県上勝町「ゼロ・ウェイスト」の成功例を紹介し、ゴミ問題への対策呼びかけた。
3位:垂水 香子(ライフデザイン学部 健康スポーツ学科 3年) テーマ⑤
東京で最も高齢者が多い地域の一つである北区(赤羽)の少子高齢化の状況について提示。
ドイツの事例も紹介し、地域に根差した総合地域スポーツクラブを解決策として提案。
観客賞:張 維コウ(理工学部 機械工学科 2年)テーマ①
AIが教育に与える影響を考察し、問題を生まずに使用するアイデアを提示。AIを正しく理解し使用方法を教育機関が指導することが大切であることを訴えた。
❖受賞者(高校生の部)❖
1位・観客賞: 高谷 樺音(姫路高校)
生物多様性をより重視するため、森林保護税を再考するよう働きかけた。これは環境を保護するだけでなく、他の多くのSDGsの達成を可能にすると訴えた。
2位:二瓶 ひなた(京北高校)
環境保護の観点から原子力発電を手放すことを提言した。日本がカーボンニュートラルに向けて前進するための1つの方法として、白神山地の保全を促した。
特別審査員賞:松鹿 心悠(牛久高校)
綺麗な水が供給されていない地域の多さについて指摘。
日本の技術を輸出することで、相互にメリットがあることを語った。
❖決勝出場者-大学の部(受賞者を除く、発表順)❖
藍 興国(法学部 法律学科 1年)テーマ④
渡邉 陽奈(生命科学部 生命科学科 1年)テーマ⑤
宇山 皓也(社会学部 社会学科 2年)テーマ⑤
松原 早希(ライフデザイン学部 生活支援学科 2年)テーマ④
石毛 千寛(経済学部 総合政策学科 1年)テーマ⑤
佐藤 千歩(経営学部 マーケティング学科 2年)テーマ⑤
田中 陽莉(国際学部 国際地域学科 3年)テーマ⑤
❖決勝出場者-高校の部(受賞者を除く、発表順)❖
荒木 千夜(姫路高校)
高島 伊吹(牛久高校)
❖司会❖
シャムシェリ 彩花アファック(国際学部 国際地域学科 4年)
高城 龍太郎 (国際学部 国際地域学科 4年)
❖コンテスト・オーガナイザー❖
Steven Green(東洋大学国際教育センター副センター長)
❖審査員❖
Nora Alaboosi (Toyo University Language Center Teacher)
小早川 裕子 (東洋大学国際教育センター副センター長)
Andy Hockersmith(Exchange Program Coordinator)
❖特別審査員❖
本間 充 様(公益財団法人 日本英語検定協会)
❖挨拶・講評❖
髙橋 一男(東洋大学副学長/国際教育センター長)
矢口 悦子(東洋大学学長)代読
❖観覧者募集ポスター❖