本プロジェクトは、メディア産業において、次世代ビジネスモデルの学習とアクティブラーニングを取り入れた実践教育を提供します。社会学部メディアコミュニケーション学科が中心となり、2年生以上を対象に、総務省や博報堂、TBSスパークル、中央公論新社と連携して実施。メタバースを活用したCM動画制作や映像制作、雑誌編集などの体験型プログラムを通じて、講義と実技を連動させ教育効果を高めます。また、「キャリア教育」として、読売新聞と朝日新聞の協力で全学対象の「キャリア塾」も実施しています。
学部4年間を通じてオンライン実験技法を活用し、心理学教育の効果と効率を向上させることを目的としています。具体的には、1年次から4年次までオンラインツールを使った心理学実験に取り組む機会を提供し、基礎から応用まで段階的に学べる体系的な学習プログラムを開発します。心理学実験の計画から報告までのサイクルを繰り返すことで、基礎を固めつつ応用力を養い、教材開発や授業改善を進めます。
多文化共生と多様性の支援・活用を実践的に学ぶプロジェクト学習を通して、グローバルシティズンシップ教育を行います。2年次と3年次の学生が参加し、地域社会における「多文化共生」をテーマに、外国籍住民や子どもの教育、高齢化などの課題にアプローチします。具体的には、社会調査と課題解決のプロジェクト立案・実施を通じて、学生に実践的な能力を習得させ、地域社会のアクターとの協働を通してキャリア教育とつなげることを目標にしています。
東洋大学と白山地域をつなぐハブ機能を強化し、地域との連携を深める施策を推進します。学科の専門科目と連携し、新入生の地域探訪、2年次のフィールドワーク、3年次の社会調査実習、4年次の卒業研究などを経て学びを深化させます。また、バイリンガルテキストや英語を活用した地域活動、海外研究者の招聘などを通じてローカルにおける国際性を高めます。過去10年の白山地域での地域活動参加や調査実習の実績を基に、地域貢献活動を継続・発展させます。