開催日: 2020年11月13-15日
会場: 桜井市芝総合運動公園体育館・田原本町中央体育館
男子ダブルス 2回戦
大会前、組合せを確認した際、本大会の目標を3回戦進出と設定して前週に行われた県新人選手権大会団体の部を終えた後、休むことなく本大会に出場する2名の選手は大会への準備をしてきました。
本年度、大会会場での前日練習を省き、大会を3日間開催に変更となりました。そのため、大会前日、会場の確認後、以前より親交のある大和広陵高等学校バドミントン部の練習に参加させていただきました。選手たちは良い表情で羽を打ち、大会前日にリラックスして奈良県での時間を過ごすことができました。
翌日、大会会場で各府県別に割り当て練習が行われた後、開始式が実施されましたが、式直後に試合に入る選手たちは、既に緊張している表情でした。通常、各コートには監督席が設置され試合中に選手にアドバイスを行うことができますが、今大会はコロナ対策として、監督席が設置されていないため、試合のコールが入った際、コートに向かうのは緊張した選手のみとなりました。監督は新たに設置された監督席エリア又は観客席より試合を観戦して、インターバル中のみコートで選手にアドバイスを行うことができるという規定となっていました。競技経験がある選手たちではありますが、1年生ペアで高校では初の近畿大会、緊張した状態で初戦を戦う彼らに適時にアドバイスを送れない不安を持ちながら彼らをコートに送りましたが、開始直後より不安が的中した試合展開となりました。緊張により明らかに動きが悪く、エラーショットを連発する状況でした。相手は和歌山県耐久高校の選手で2年生、1年生ペアでしたが、2年生が落ち着いており本校選手との動きの差が歴然としていました。相手が11点となり60秒間のインターバルに入り、足を動かすことを確認して後半に入りました。前半よりは選手たちも動きを良くすることを意識して試合を展開していることが見受けられましたが、前半の差を埋めることはできずに15-21で1ゲーム目を先取される厳しい状況となりました。ゲーム間のインターバルで選手たちと話をする頃には、彼らの緊張が解れており、次のゲームをどのように戦いたいかを自分たちから話せる程、平常心を取り戻していたので十分に戦えると期待をしてコートに送り出しました。2ゲーム目は予想通り、序盤より接戦となり11-10でインターバルに入りました。狙い通りのラリーを構築できるようになっている一方、エラーの多さを修正できていないので、エラーを減らすことへの意識を高めることを彼等に伝えて後半に入りました。後半で良い流れを作りながらも課題であったエラーの多さを修正できず、自らのエラーで流れを切るという展開となり、終盤で18-20とマッチポイントを取られる状況となりました。後が無い状況でありながらも本校選手たちは、次の一本で自分たちのラリーをすることができ1点を取り返しました。得点が19-20となり勢いが本校に来たと思われましたが流れを作り切れない状況がここでも起こってしまいました。本校選手が打ったロングサーブが甘くなり、相手のスマッシュでの対応を返球することができずに19-21となり、この瞬間、彼らの近畿大会は終焉を迎えました。
初戦となった2回戦で敗戦となり、残念ながら目標達成となりませんでした。しかしながら、1年時より本大会に出場して戦ったことは、彼等にとって貴重な経験となりました。選手たちは、来年、再び近畿大会の舞台に立ち、勝利を手に入れることを決意して大会会場を後にしました。彼らだけでなく部員全員が競技力向上を目指して競技に励んでおりますので、今後もバドミントン部の活動にご理解とご支援をよろしくお願いいたします。
開催日: 2020年11月7-8日
会場: 姫路市総合スポーツ会館
男子 5位
昨年度、第9シードで本大会に臨みベスト16で敗戦をして悔しい経験をした先輩を見ていた現2年生及び県での団体戦を初めて戦う1年生で構成する今年度のチームは第8シードで本大会を戦うこととなり、準々決勝戦に進出することを大会目標として準備をしてきました。
初戦となる2回戦では、但馬地区1位の八鹿との対戦となりました。第1ダブルスに2年生ペア、第2ダブルスに1年生ペアが出場しましたが、2組とも第1ゲーム序盤より狙い通りの戦いができ、2試合とも勝利をおさめることができました。第1シングルスは地区大会決勝戦で第1シングルスとして活躍をしてくれた1年生が出場しました。第1ゲームよりしっかりと足を動かし、自身が優勢となるラリーを構築して試合を有利に進め、ゲームカウント2-0で勝利をおさめました。彼の勝利により本校は、準々決勝戦進出を決めました。
準々決勝戦での対戦相手は、第1シード、村野工業でした。実力差は明白でありましたが、選手たちは、臆することなく、諦めることなくシャトルを追い続けました。結果としては0-3と完敗ではありましたが、自らの戦い方を貫く意志を見せた選手たちの姿勢は頼もしいものでありました。
大会目標であった5位を達成して、先輩たちの雪辱を果たすことができた大会となりました。公式戦で県内の強豪選手との対戦を通じて自身との実力差を体感した選手たちは、その感じ取った差を少しでも埋めるべくすでに競技を再開しております。今月13日(金)に初日を迎える近畿大会に出場する選手たちも休むことなく大会の準備に入っております。
このように選手たちは競技を懸命に励んでいますので、今後もバドミントン部の活動にご理解、ご支援をよろしくお願いいたします。
開催日: 2020年9月26-27日
会場: 姫路市総合スポーツ会館
男子2連覇!
9月5・6日に実施された県新人大会個人の部に男子ダブルス4組、シングルス3名出場しましたが、選手達は慢心することなく本大会の準備をしてきました。
女子は部員不足の為、参加できずに残念でしたが、男子は、大会連覇を目標として、個人戦で県大会に出場した選手だけでなく他の選手を含め全員で目標を達成すべく
練習に励み、大会当日を迎えました。
第1シードとして本大会に臨み、初回戦より順当に勝ち上がり、決勝戦に進出しました。決勝戦での対戦相手は予想通り、第2シードの姫路工業で昨年度に続き2年連続の決勝戦での対戦となりました。第1ダブルスでは、本校エースダブルス、第2ダブルスでは、姫路工業のエースダブルスが出場し、それぞれ勝利をおさめました。続いてシングルスの試合がありました。姫路工業には、個人戦でシングルス地区1位の選手が第2シングルスで控えているため、第1シングルスでの敗戦は、本校にとって試合全体の敗戦に繋がる重要な試合となりました。一方で、第3シングルスの対戦は、本校に有利な組合せとなっており、この第1シングルスでの勝利は本校を優勝へと導く大きな要因ともなりました。そして、本校1年生選手がこの重責を担い戦うこととなりました。
この試合の重要性を認識していた本校選手は、第1ゲームの序盤、動きが硬く悪かったのですが、自己の状況を理解し、足を動かすことを意識して戦い、1ゲーム目を奪取することに成功しました。ところが、2ゲーム目に入ると相手も非常に良い戦いを続け、このゲームを取られゲームカウント1-1と互角に戻される展開となりました。そして迎えた第3ゲーム、序盤より接戦で一進一退の攻防が最後まで続きましたが、勝利への強い想いを持ち続けた本校選手が21-19で勝利を手にしました。
第2シングルスは、本校選手は懸命に戦いましたが、相手エースが存分に力を発揮してストレートでの敗戦となりました。優勝をかけての第3シングルスを戦う本校選手は、1年生でしたが状況に動じることなく、優勝をかけた試合を1ゲーム目より普段通りに動き、ショットを打ち続けて得点を重ねていきました。第1ゲームを先取した後、第2ゲームも力むことなく戦い続け、ストレートでこの試合に勝利をおさめました。この瞬間、本校は大会2連覇を達成しました。
本大会は、戦う選手を固定せずに多くの選手がコートに立ち、各試合を戦って勝利をおさめてきました。各選手が競技力を高めてきていることを実感できた大会となりました。
11月に迎える県大会でも躍進できるように選手達は練習に励んでいますので、今後もご支援、ご声援をよろしくお願い致します。
開催日: 2020年9月5-6日
会場: 豊岡市総合体育館
男子ダブルス 近畿大会出場権獲得!!
男子
ダブルス 8位
シングルス 2回戦
女子
シングルス 1回戦
本大会に本校よりダブルスで男子4組、シングルスで男子3名、女子1名の選手が参加しました。男子ダブルスでは、地区大会を制した1年生ペアがベスト8を目標として大会に臨みましたが、高校で初の県大会ということもあり、初回戦ではかなり動きが悪く思うような試合展開とはならず、1ゲーム目を19-21で取られました。しかしながら、ゲーム間のインターバルで落ち着き、戦い方を再確認することにより、残りのゲームを奪取し、苦戦となりましたが、ゲームカウント2-1で勝ち切ることができました。山場と想定していた3回戦でも入りが悪く、厳しい流れとなりましたが、1ゲーム中のインターバルで修正箇所を確認することにより、このゲーム後半より徐々に本来の戦い方ができるようになり、逆転で1ゲーム目を取り、勢いそのままで2ゲーム目を連取して、ベスト8進出となりました。準々決勝戦では、残念ながら相手との実力差が明確でありゲームカウント0-2で敗戦となりました。最終戦績は8位となり、近畿大会出場権を獲得して大会前の目標も達成でき、彼らにとって胸を張れる結果となりました。他のペアは、2回戦進出又は初回戦敗退となりましたが、全員にとって初の県大会だったので県で戦う難しさを経験でき、収穫がある大会となりました。シングルスは男女共に初回戦又は2回戦で敗退となり、この種目の厳しさを痛感させられました。特に女子選手は、昨年度もシングルスで本大会に出場しており、初回戦突破への思いを強く持っていました。しかしながら、初回戦より厳しい選手との対戦となり、善戦をしましたがゲームカウント0-2で敗戦となりました。実力差がありましたが、彼女にとっては悔しい敗戦であったようです。彼女にはこの敗戦を糧に更に高みを目指すことを顧問として期待しております。
男子全員が初の県大会で多くの選手は、県での自らの立ち位置を確認させられた大会となりました。しかし、ダブルスベスト8に進出した選手を含め、彼らは現状を打開する強い意志を持って競技を再開しています。今月末には西播地区団体戦が実施されます。選手達はこの大会でも県大会への出場権を獲得し、再び県の舞台で戦うことを目標としております。無観客大会が続き、保護者の皆様、バドミントン関係の方々が直接会場で声援をしていただくことができませんが、選手達は懸命に競技に励んでおりますので、今後もご支援をよろしくお願い致します。
男子ダブルス優勝! 男子シングルス準優勝!
女子シングルス3位
男子
ダブルス 優勝・5位・6位・9位
シングルス 準優勝 ・3位
女子
シングルス 3位
男子2部
ダブルス 優勝
シングルス 準優勝
男子ダブルスでは、市民大会で優勝した1年生ペアが本大会第1シードで大会に挑み、準決勝戦での第4シードとの試合はかなりの接戦となりました。接戦となった1ゲーム目を21-19で取り、2ゲーム目も序盤からの接戦となりましたが、後半抜け出し21-17で勝負を終えました。決勝戦の姫路工業との戦いでは開始と同時に狙い通りの展開に持ち込み、勢いに乗ってゲームカウント2-0で勝利をおさめました。総体が開催されなかっため、高体連の大会で彼らは初の優勝を手にしました。
本校の第2、3、4ペアの選手達も健闘して、それぞれ5位・6位・9位という戦績をおさめ、第1ペアを合わせ4組で県大会出場権を獲得しました。
シングルスでも1年生達が躍進し、準決勝戦に3人の1年生選手が進出しました。しかしながら、第1シード、姫路工業の選手との対戦は、準決勝戦、決勝戦ともに本校選手はストレートで敗戦をし、この種目における現段階での実力差が明白となった種目でありました。
女子シングルスでは、昨年度、同種目で7位となった選手が、自己の戦績を超えることを目標として本大会に挑みました。第10シードであった彼女にとって最初の山場は第7シードとの対戦でしたが、シード上位の選手に臆することなく平常心を保ち試合を進めていった結果、ゲームカウント2-0で勝利をおさめました。ベスト4進出をかけての準々決勝戦は過去の対戦で全て敗戦をしている第2シードの選手との対戦でした。ゲームカウント1-1で迎えた第3ゲーム、彼女の勝利への想いの強さが後半抜け出す要因となり、最終的には21-16で勝利をおさめました。準決勝戦では、もうすでに力尽きた状態であったため、足がなかなか動かず、敗戦となりましたが、本大会での目標を達成できたので、彼女は満足して大会を終えることができたようでした。
コロナ感染予防による縮小大会により本大会に参加できない選手の為、2部の大会を今年度は実施しました。この大会で本戦に参加できなかった本校2年生男子選手が活躍し、ダブルスで優勝をおさめ、更に優勝ペアの1人がシングルスでも優勝をしてくれました。
男女とも善戦した大会であり、顧問としては、彼らを誇らしく思っています。猛暑の中、日々、支援をしていただいている保護者の皆様には心より感謝をしております。選手達は、県新人大会に向けて期末考査後、再始動しますので、今後もご支援をよろしくお願い致します。
開催日: 2020年7月25,26,8月2日
会場: 姫路市総合スポーツ会館
男子1部
優勝 ・ 準優勝
3年生が県総体西播地区代替大会で男女優勝、男子3位という有終の美を飾った翌日より市民大会が開始となりました。今年度は、コロナ感染予防を目的として規模縮小大会となり種目は、個人戦ダブルスのみとなりました。それでも、2年生にとっては、今年度初の公式戦であり、新入生にとっては高校での初の公式戦となりました。
本大会で躍進をしたのが競技経験を有する1年生達でした。4人の1年生が1部に参戦し、1年生ペア1組、1、2年生ペア2組で戦いました。1,2年生ペア1組は、ベスト16まで進出し、残りの2組は、共に決勝戦まで進出しました。同校対決となった決勝戦では、1年生ペアが1,2年生ペアに2-0で勝利をおさめ初優勝を手にしました。
例年と比較すると練習時間が制限され、思うような練習ができない環境で選手達は時間の使い方を工夫して競技に励み、競技に対する意欲を持ち続けた彼らの姿勢が本大会の結果を導いたと思います。
大会を終了したばかりですが、8月12日より県新人選手権大会西播地区大会が実施されます。選手達は、地区大会での上位進出及び県大会出場を目指して、すでに練習を再開しております。厳しい暑さの中、日々、競技に励んでいる選手達に今後もご支援をよろしくお願いいたします。
開催日: 2020年7月25日
会場: 姫路市総合スポーツ会館
男子 優勝 3位
女子 優勝
コロナウィルス感染予防の為、総体が中止となり、3年生は力を発揮することなく1度は競技を終えることとなりました。しかしながら、3年生の為の本大会実施が決定となり、選手達は、最後まで戦うことを決意し、全員で本大会に臨むこととなりました。
本大会は、個人戦ダブルス1種目のみ実施ということもあり、限られた時間ではありましたが、3年生達は大会前日まで戦う強い意志を持って準備を重ねてきました。
コートでシャトルを追いかける姿を見て、選手として練習できない時期もあり、経験をしたことがない困難を乗り越えよくここまで競技に対する意志を貫いてきたと顧問として感心をせずにいられませんでした。
彼らの強い意欲は、男子では、第1ダブルスが優勝、第2ダブルスが3位という戦績となって具現化されました。
女子は、本大会の特別規定として選手が奇数の場合、同様に奇数でペアを組む相手がいない他校の選手と組み、参加することが認められていました。本校は3年生の女子選手は1名であったため、同様に3年生が1名しかいない日ノ本学園の選手とペアを組み、大会に参加しました。
即席ペアではありましたが、戦う意志を強く持ち続け、勝利を重ねていき、決勝戦に進出しました。決勝戦では息も合ってきて、動きがスムーズになり、2-0と勝利をおさめました。2人とも個人戦では初めてのタイトル獲得となり、高校最後の大会で本当に良い経験ができたようです。
3年生は本大会を持って引退となりますが、選手として通常ではない最後を過ごし、記憶に残る競技生活になったと思います。顧問にとっても記憶に残る年となりました。今後、彼らは卒業後の進路に向けて残りの学校生活を送りますが、競技同様、懸命に努力を継続して、各自が納得いく進路実現をすることを顧問として期待しております。
新チームは3年生大会の翌日より、市民大会に出場しておりますので、選手達への支援、応援をよろしくお願いいたします。