第50回 記念全国高等学校選抜バドミントン選手権大会 近畿予選

 

開催日: 2021年12月26-29日

 

会場: 大阪府立臨海スポーツセンター

 

男子団体戦

1回戦 本校 1-3 京都成章

 

本大会は、5年に1度の記念大会であり、本校は初出場です。選手達は、この大会に向けて準備をしてきており、気負うことなく前日に大阪に移動しました。

 

大会当日、選手達は会場外でのランニング時や会場内での練習時でも笑顔を見せるなど良い状態で最後の準備をできた様子で、落ち着いて試合のコールを待っていました。

 

試合はコート2面を使用して第1・2ダブルスが同時に開始となり、2試合共に接戦となりました。残念ながら本校2番手ダブルスは、0-2で敗戦となりましたが、彼らの敗戦を隣のコートで確認したエースダブルスは、自分達のラリーを冷静に組み立て続け、2-0で勝利をおさめました。この時点で試合は、1-1で互角でしたが、シングルスに入ると第1・2シングルス共に実力差が明確で両試合ストレートでの敗戦となり、試合全体としては、1-3で敗退となりました。

 

初回戦敗退となりましたが、近畿の舞台でエースダブルスが勝利を挙げたことは、彼らにとって次のステージへと進む良い経験となったようです。本大会で、コートに立った選手達は、自らの進むべき方向性、不足部分、そして強みを再確認できたようでした。彼らが更なる強さを目指す刺激を与えられた大会となりました。

 

年が明け、2022年となりましたが、選手達は既に始動しております。春の総体予選で飛躍するために練習を続けていきますので、今後もご支援を宜しくお願いします。


第68回 近畿高等学校バドミントン選手権大会

 

開催日: 2021年11月11-12日

 

会場: 和歌山県立体育館

 

男子ダブルス 2回戦

 

大会には本校より3組出場しますが、2組が初戦より厳しい対戦であることが予想されるため、初戦で納得がいく戦いができるように意識を高めて準備をしてきました。前日練習では、選手達は比較的リラックスした様子で大会会場の雰囲気を味わっている様子でした。

  

大会開始後、最初にコートに立つ選手は本大会初出場の1年生ペアです。対戦相手である大阪府の東大阪大学附属柏原高校の選手は格上であるため、試合は予想通り厳しい展開となりました。相手のペースで試合が進み、時折、良いラリーをしてもなかなか得点につなげることができずに1ゲーム目を終了しました。しかしインターバルで選手達を見ると意気消沈することなく戦いに前向きであったため、安心して彼らをコートに送りました。2ゲーム目は、良い展開に持ち込むことも少しは増えましたが、全体の流れを常に掴まれた状態で試合が進み、試合終了を迎えました。

 

昨年度、この大会を経験したペアが後輩たちの敗戦を見た後にコートに入りました。

彼らも非常に厳しい戦いが予想されました。対戦するのは滋賀県比叡山高校の選手でこちらも格上でした。厳しいコースへのショットを狙いましたがエラーが目立ち、1ゲーム前半は思い通りのラリーを構成できずに終えました。60秒のインターバルでは、「ショットを入れてラリーを作る。」ということを冷静に確認して後半を迎えました。幾度か目指す形でのラリーをすることができましたが、前半のスコア差を埋めることができずに1ゲーム目を終了しました。2ゲーム目も厳しい展開となり、思い通りの形でラリーを構築しても相手選手の安定した守備からの反撃に合い、得点を重ねることができないまま終えることとなりました。

 

最後にコートに立った本校選手は、2年生・1年生のペアで共に本大会初出場です。

対戦は奈良県添上高校の選手で実力が拮抗しており接戦になるのではないかと予測していました。推測通り、試合開始直後より接戦となり競った状態で後半を迎えましたが、ここで本校選手のエラーが重なり、1ゲーム目を先取されることとなりました。

2ゲーム目も接戦となりましたが、相手に決定打を決められるより自らのエラーショットが目立ち、それが足を引っ張る展開となりました。最後まで接戦となりましたが、残念ながら敗戦となりました。

 

近畿大会に3組が出場することは本校初で非常に喜ばしいことでしたが、3組共に初戦となる2回戦で敗退という苦い経験をした大会となりました。しかしながら、選手達は各自が先に進むために何が必要であるかを模索しながら既に練習を再開しております。12月に行われる近畿選抜大会、団体戦でも厳しい戦いが予測されますが、大会での1勝を目指して選手達は試行錯誤をしながら前進しようとしておりますので、今後も本校バドミントン部へのご支援、ご声援を宜しくお願いします。


令和3年度兵庫県高等学校新人バドミントン選手権大会団体の部

 

開催日: 2021年11月6日・7日

 

会場: 加古川市日岡山体育館

 

男子 3位!

 

2回戦                本校 3-1 加古川西

準々決勝戦        本校 3-0 高砂

準決勝戦             本校 2-3 社

3位決定戦         本校 3-1 姫路工業

 

昨年度の本大会を経験した2年生、そして今年度の県新人選手権大会個人の部で活躍した1年生でメンバーを構成して本大会に臨みました。選手達は達成目標をベスト4以上と高く設定し、準備をしてきました。ベスト4以上と設定した理由は、今年度は全国選抜大会近畿予選に上位4校が出場できるためです。

 

初戦となる2回戦は加古川西との対戦でした。加古川西は1回戦で高砂南戦を勝ち抜き、勢いがあったので危機感を持っての戦いとなりました。2面平行で試合が開始。個人戦地区1位のダブルスでの試合で不安が的中しました。本校選手の動きが悪く、相手の勢いを受ける状態での試合展開となり、競りながらも本校ペアは良い流れを作りきることができずに0-2での敗戦となりました。この試合と同時開始で

戦っていた本校エースペアは、隣コートの状況を確認しながら自分たちの戦いをすることによりチームに勝利を持ち込みました。続いての第1シングルスには普段、ダブルスを任せる選手を起用して、ゲームカウント2-0で勝利をおさめました。第1シングルスの試合途中より隣コートでは、第2シングルが開始し、本校の主将が出場しました。この試合も接戦となり1ゲーム目は21-19、2ゲーム目は23-21でゲームを制し、難しい戦いとなった初戦を突破しました。

 

準々決勝戦は第6シードの高砂との対戦となり、3コート平行での実施となりました。第1ダブルスに1年生ペア、第2ダブルスにエースペア、第1シングルスに2年生を起用しましたが、全選手がそれぞれの力を遺憾なく発揮してくれました。1年生ペアは相手エースペアとの対戦をストレートで勝利をおさめると第2ダブルス、第1シングルス共にストレートで試合を終え、ゲームカウント3-0で勝利し、ベスト4進出が決定しました。

 

準決勝戦では第2シードの社との対戦です。第2ダブルスを終えた時点では1-1となり予想通りの展開となりました。この試合では、第1シングルスで初戦とは異なる1年生選手が活躍をしてくれました。接戦となることを予測し、実際に接戦となりましたが、各ゲームを確実に取り、ゲームカウント2-0で勝ち切りました。

この時点で本校が2-1とリードしましたが、第2・3シングルスでの戦いは厳しいものとなりました。第2シングルスは本校選手が持てる力を出しましたが、相手エースに流れを掴まれたまま試合を終焉することとなりました。第3シングルスでは本校主将が戦いファイナルゲームまで持ち込みましたが、最後のショットを相手に決められました。結果としてゲームカウント2-3で敗戦となり、3位決定戦を戦うことになりました。

 

選手達は、次戦となる姫路工業戦での勝利を求めて戦う意識を強く持ち続けることに成功し、敗戦より25分後には、非常に良い表情をしていました。勝利を渇望していた選手達は疲労の中でも懸命にコートを動き続け、最終スコア3-1での勝利を手にしました。

 

県3位となった彼らは12月26日より実施される第50回全国選抜大会近畿予選の出場権を獲得しました。顧問になって初の出場となり選手と共に喜んでいます。

 

まだ無観客大会が続きますが、選手たちは懸命に競技に励んでいますので、今後もご支援をよろしくお願いします。


令和3年度兵庫県高等学校新人バドミントン選手権大会団体の部 西播地区大会

 

開催日: 2021年10月2・3日

 

会場: 姫路市総合スポーツ会館

 

男子3連覇!               女子4位

 

男子

2回戦     本校 3-0 姫路南

3回戦    本校 3-0 神崎

準決勝戦  本校 3-0 姫路西

決勝戦    本校 3-0 姫路工業

 

女子

2回戦     本校 3-1 福崎

3回戦     本校 3-2 姫路飾西

準決勝戦  本校 0-3 日ノ本

3位決定戦 本校 1-3 太子

第4代表決定戦 本校 1-3 姫路飾西

 

9月9・10日に実施された県新人大会個人の部の結果に満足することなく、団体の部も県で戦う為に生徒達はこの大会の準備を重ねてきました。

男子は大会連覇を目標と設定し、登録選手全員で戦いました。女子は主力選手が怪我の為、チームとしての練習が思うようにできない中、県大会出場を目標として臨みました。

男子は、第1シードとして出場し、初戦より全選手が戦うことにより特定選手の負担を軽減して決勝戦に進出しました。決勝戦での対戦相手は予想通り、第2シードの姫路工業で昨年度に続き3年連続の決勝戦での対戦となりました。準決勝戦までの戦い方が功を奏して、本校主力選手達は、万全な状態で各試合を戦い、各自の役割を果たして、ゲームカウント3-0で3連覇を達成することができました。

 

県大会出場を目指して臨んだ第5シードの女子チームは、初戦を順調に勝ち上がり、山場と考えていた3回戦、第4シード飾西との対戦では選手達が持てる力を遺憾なく発揮してくれました。第2ダブルスを終了した時点でゲームカウント1-1となり第1シングルスが大きな意味合いを持つこととなりました。本校は高校より競技を始めた2年生選手がコートに立ち、この試合の重要性を認識し、かなり緊張した状態で試合開始時間を迎えました。ミスショットが多い入りとなりましたが、動くことを意識することにより彼女本来のシングルスをするようになり、このゲームを奪取すると2ゲーム目は開始早々に流れを掴み、一度も流れを離すことなく勝利を引き寄せることに成功しました。彼女の勝利が最終的にゲームカウント3-2でチームを勝利へと導きました。準決勝戦では第1シードの日ノ本学園との対戦となりましたが、実力差が明確である上に主力選手の故障もあり0-3で完敗となりました。3位決定戦では太子との対戦となりましたが、試合の組み合わせが本校にとって厳しいものとなりました。オーダーを確認すると、ダブルスでのエース対決で勝利が必要という状況となりました。試合が始まり、足に故障をかかえた本校選手は善戦しましたが、残念ながら0-2で敗戦となりました。第1シングルスでは、飾西戦で活躍をした2年生選手がこの試合でも勝利をおさめてくれましたが、第2シングルスは、勝利をもたらすことができず、結果としてゲームカウント1-3で敗戦となりました。西播地区から女子県大会出場枠が4校であるため、4位となった本校は第4代表決定戦を戦うこととなりました。対戦校は飾西と決まり、再戦となりました。5名しかいない本校選手達は全員、懸命に戦いましたが、善戦及ばず1-3で敗戦となり、チームの目標であった県大会出場権を獲得できず悔しい結果となりました。

 

女子たちの敗戦を目の当たりにして、悔しい想いを受け取った男子は11月に迎える県大会を昨年度以上の戦績を目標として大会に挑む決意を持って練習に励んでおります。無観客大会が続き、保護者の方々はまだ会場での応援はできませんが、今後も本校バドミントン部へのご支援をよろしくお願い致しま


令和3年度兵庫県高等学校新人バドミントン選手権大会個人の部

 

開催日: 2021年9月11-12日

 

会場: 豊岡市総合体育館・豊岡市民体育館

 

男子ダブルス3組 近畿大会出場権獲得!!

 

男子
ダブルス            8位・9位・10位
シングルス        ベスト16

 

地区1・2・3位で本大会に出場する男子ダブルスは達成すべき目標を近畿大会出場、達成したい目標をベスト8進出に設定をして本大会に臨みました。地区7位のペアは、本校入学より競技を始めた選手であるため、まず1勝を挙げることを目標としました。

 

大会会場で行われた前日練習をリラックスした雰囲気で過ごした選手達は、非常に良い状態で大会初日を迎えることができました。上位3組中、1組は1年生ペアであるため、初戦のコートに入る際、彼らの緊張感が伝わってくるほどでした。普段と比較すると硬いプレーが随所に見られ、ミスショットを多発する展開でありながらも、1ゲーム目を接戦に持ち込み、最後は21-19で奪取に成功しました。2分間のインターバルで1ゲームの分析を行う冷静さを取り戻し、落ち着いて2ゲーム目に入ることができた彼らは本来のプレーを行うことができ最終的にはゲームカウント2-0で勝利をおさめました。

 

残りの2組を含めた3組共にベスト8進出をかけて3回戦を戦いましたが、地区2位・3位のペアは残念ながら敗戦した一方、地区1位のペアはファイナルゲームまでもつれる試合となりながらもゲーム後半で流れを作り勝利を手中におさめました。3回戦で敗戦した2組は、近畿大会出場決定戦を戦い、2組共にストレートで勝利をおさめたことにより近畿大会への切符を手にいれました。

 

1勝を目指した地区7位のペアは、1回戦をゲームカウント2-1で勝利をおさめ、目標を達成した直後の2回戦でもファイナルゲームを20-20までもつれる接戦を演じ、更に22-20で勝ち切り3回戦進出まで果たしました。この後、3回戦、近畿出場決定戦では敗戦をしましたが、選手達は自身の戦いに納得をしているようでした。

 

シングルスは厳しい戦いの中、昨年度2回戦敗退であった主将が3回戦まで進出しました。次戦を敗退し、近畿出場決定戦に進み、この試合をかなり良い動きで戦いましたが、相手が一枚上手で残念ながらシングルスでの近畿大会出場とはなりませんでした。

 

大会目標であったダブルス3組の近畿大会出場権獲得を実現した一方で、更なる目標であったベスト8進出を逃した2年生選手達は悔しい思いを残してこの種目を終えました。シングルスは県で上位進出を目指すにはまだまだ力をつける必要があることを実感させられることとなりました。10月にはチーム力が必要となる団体戦を迎えます。団体戦でも地区大会を勝ち切り、県大会を戦うことを目標としてチーム全体で競技力を高めるために選手たちは練習に励んでいきますので、今後もご支援をよろしくお願い致します。


令和3年度兵庫県高等学校新人バドミントン選手権大会個人の部 西播地区大会

開催日: 2021年8月17-21日

会場: 姫路市総合スポーツ会館

男子ダブルス優勝!  男子シングルス準優勝!

女子ダブルス6位      女子シングルス8位

男子

ダブルス            優勝・準優勝・3位・7位

シングルス    準優勝・3位・4位・6位・7位・8位・12位

女子
ダブルス         6位

シングルス       8位

 

本年度今大会の参加者数は、男子ダブルス230組、シングルス483名、女子ダブルス164組、シングルス335名となり、県大会出場枠数はそれぞれ、12組、12名、9組、8名です。比率にすると男子ダブルスで上位5.2%、シングルスで2.5%、女子ダブルスで5.5%、シングルスで2.4%のみが県大会出場権を獲得できるというかなり厳しい大会ですが、本校選手の多くは上位に進出をして県大会に出場することを目指して、市民大会以降、準備を進めてきました。

 

男子ダブルスでは、ベスト4に3組進出をして、準決勝戦で第3シードの本校2番手ダブルスが第2シードの姫路工業エースダブルスと対戦をしました。本校ペアは1・2年生ですが、2年生選手の動きが非常に良く、1年生選手も先輩に合わせることにより流れを作り、開始早々より思い通りに試合を展開することに成功しました。この流れを最後まで継続をして2-0で勝利しました。この勝利により決勝戦は、本校同士の対戦となりました。3位決定戦では、ゲームカウント1-1で迎えた第3ゲームを本校ペアが23-21と紙一重の差で勝利をおさめました。彼等の勝利により本校ペアが1位、2位、3位を占めるという初の快挙を成し遂げました。更に、本校第4ダブルスも7位に入り、4組が県大会出場権を獲得しました。

 

シングルスでは、ベスト8に6名進出しましたが、ここから厳しい戦いとなりました。第1シードの姫路工業の選手に準々決勝戦、準決勝戦、決勝戦と3戦連続で本校選手が対戦しましたが、3名ともに敗戦をするという辛酸を嘗める結果となりました。現時点では、まだ地区エースに届いていない現実を突きつけられたシングルスとなりました。この種目では7名が県大会出場権を獲得しました。

 

女子ダブルスは本校1年生ダブルスが第3シードを与えられました。順調に勝ち上がり、準々決勝戦で第6シードペアと対戦をし、ファイナルゲームまでもつれる展開となりましたが、16-21で押し切られ敗戦となりました。しかしながら、順位決定戦では、気持ちを立て直し、6位となり県出場権を獲得しました。

シングルスは、シードされている選手がなく、上位進出が厳しいと想定できる状況でした。しかしながら、1年生選手が準々決勝戦で第7シード選手と対戦をして、ゲームカウント1-1で最終ゲームに持ち込む展開を作りました。疲労が伺える第3ゲームでも本校選手は、コート内を動くことを厭わず、長いラリーを構成することにより対戦選手のミスを誘い21-10でゲームを制してこの試合に勝利しました。結果として8位となり、ダブルスに続いてこの種目でも県大会出場権を獲得しました。

 

大会後、暫しの休みを過ごし、選手たちは県新人大会に向けて再始動します。県大会では一つの勝利を目指し、そしてそれを1つずつ重ねていけるように練習をしていきますので、今後もご支援をよろしくお願いします。


2021年度 第74回姫路市民大会

開催日:2021年7月23,24,,26.27.28日

会場: 姫路市総合スポーツ会館

団体戦

 男子 Team A  優勝 ・ Team B  3位
個人戦

男子1部

ダブルス    優勝・準優勝・3位

     シングルス   準優勝・3位

女子1部

      ダブルス     3位

男子2部

      シングルス   優勝

昨年度はコロナ感染予防の為、規模を縮小して行われた本大会ですが今年度は、正規開催となりました。また団体戦も実施され、本校より男子2チーム、女子1チームが出場しました。主力選手で構成した男子Aチームは優勝、Bチームは準決勝戦進出、女子は2回戦進出とそれぞれ目標設定をして大会に臨みました。

男子Aチームは順当に勝ち上がり、決勝戦では姫路工業Aチームとの対戦となりました。第1ダブルスは本校新ペア対姫路工業エースペアの対戦となり、ファイナルゲームまでもつれる展開となりましたが、最終的には接戦を勝ち切りました。この勝利が良い流れを呼び込み、ゲームカウント3-0でAチームは優勝を手中に収めました。Bチームも順当に勝ち上がり、準決勝戦で姫路工業Aと対戦し、ダブルスで1試合勝利を収めましたが、残念ながら1-3で敗戦となりました。3位決定戦では、姫路飾西Aとの大接戦を3-2という紙一重の差で勝利を手にしました。

女子は、初回戦となる姫路別所との対戦を3-1で勝利をおさめ、目標を達成した一方で、2回戦では第1シード校と対戦をして、0-3と完敗を喫しました。第1シードの壁を超えることは現時点ではかなり至難であることを選手達は実感したようです。

個人戦ダブルスでは男女共に躍動しました。男子の決勝戦は本校どうしの対決を実現し、更に、3位決定戦にも1組が進出することができ、選手達は納得いく戦いができたようです。女子は、エースダブルスが自分達の戦いを重ねて準決勝戦まで進出し、準決勝戦での対戦相手は第1シードペアで団体戦でも対戦した相手となりました。相手ペアが格上であるため、なかなか自分達の戦いをさせてもたらえず、再度苦杯を嘗める結果となり、選手達も悔しさを滲ませていました。

男子シングルスでは、5名がベスト8に進出しましたが、準々決勝、準決勝、決勝戦と3戦連続で第1シード、姫路工業の選手と対戦をし、全試合で本校選手が敗戦を喫するという非常に残念な結果となりました。一方、1年生の部で本校選手が優勝し、先輩たちの悔しさを跳ねのけてくれました。

市民大会を終えたばかりですが、選手達は8月17日より開催される西播地区新人選手権大会に向けて練習を再開しています。非常に暑さ厳しい日々が続く中、選手達は競技に励んでおります。無観客大会が継続され、保護者及びバドミントン部を応援してくださっている皆様には会場で声援をしていただくことができませんが、今後もバドミントン部の活動にご支援を宜しくお願い致します。


2021年度 第65回兵庫県高等学校総合体育大会バドミントン競技

開催日: 2021年5月28-30、6月5・6日

会場: 尼崎市ベイコム総合体育館・神戸市立中央体育館・駒ヶ谷運動公園体育館・神戸常磐アリーナ

団体戦

男子 5位

2回戦 本校 3-0 県農

3回戦 本校 3-0 姫路

4回戦 本校 3-0 県西宮

準々決勝戦 本校 1-3 加古川西

女子 ベスト16

1回戦 本校 3-1 網干

2回戦 本校 3-2 宝塚東

3回戦 本校 3-1 加古川西

4回戦 本校 0-3 加古川東

男子個人戦
ダブルス ベスト16
シングルス 1・2回戦

女子個人戦
ダブルス 1回戦

今大会の団体戦で男子は、達成すべき目標を準々決勝戦進出、達成したい目標を準決勝戦進出、女子は達成すべき目標を3回戦進出、達成したい目標を4回戦進出に設定をして制限された時間の中、練習に励んできました。地区大会同様、3年生にとっては最後の県総体となるため彼らの練習に対する真摯な姿勢は、後輩たちにも伝わっていたようであり、非常に質の良い練習を重ねながら余念なく大会準備を行ってきました。

 

大会初日、男子は神戸中央体育館、女子は尼崎ベイコム体育館と別会場になりました。男子は2回戦のみで2回戦を順当に勝ち上がり、正午頃に試合を終了しました。その後、尼崎に移動しました。女子は1回戦を順当に勝ち上がりましたが、2回戦となる宝塚東戦は第1シングルスを終えた時点で1-2と負けており、次戦の第2シングルスを落とすと敗戦が決定する重要な局面を迎えました。女子ではただ一人の3年生が、プレッシャーをしっかりと受け止め、懸命にコート上を動きながらも冷静にラリーを構築して試合を進めていきました。後がない状況で最後まで試合を上手に運んだ主将の姿に彼女の成長を垣間見ることができました。3年生の頑張り、そして勝利は隣のコートで戦っていた第3シングルスの1年生選手に影響を与えました。彼女は先輩の勝利を自らの力に加えるかの如く勢いのある戦いをして試合を制し、3-2で団体戦としての勝利を手にしました。

大会2日目、男子は順当に3・4回戦を勝ち上がっていきました。女子は、3回戦で加古川西に3-1で勝利を収め、達成したい目標であった4回戦進出を果たしました。4回戦では、加古川東に0-3と完敗でしたが、目標を達成した選手達、特に3年生選手は、納得のいく団体戦であったようです。

大会3日目、男子は準々決勝戦で想定していた加古川西との対戦となりました。第1ダブルスでエースダブルス対決となり、本校としてはこの試合で勝利を収め、勢いをつけることを意図していました。しかしながら、この試合を0-2で敗戦すると悪い流れが第2ダブルスに伝わり0-2で落としました。後がない状況で第1シングルスに出場した1年生選手が、臆することなく普段通りの自分の戦いをすることにより接戦を勝ち切りました。第2・第3シングルス共に接戦となりましたが、1-3で苦汁を嘗める結果となりました。この日、個人戦ダブルスも実施されましたが、3回戦まで進出したエースダブルスは準々決勝戦進出をかけた試合で大接戦となる戦いをしましたが、残念ながら勝ち切ることができずベスト16となりました。一方で、半年前の県新人大会では、初回戦敗退であった主将ペアもベスト16まで進出をし、彼らの成長を伺え、顧問としては嬉しく思いました。大会4日目より実施されたシングルスは、厳しい戦いとなりましが、3年生でシングルスでは初の県大会出場選手が1回戦で勝利を収め、2回戦では敗れはしましたが格上相手に臆することなく非常に良い戦いをして彼としても納得がいく戦いができたようです。

本大会で3年生、男子8名、女子1名は引退となりました。主将を務めていた男子1名と女子以外、全員が初心者のチームでしたが、昨年度、全員が初心者であった先輩たちがかなり力をつけて引退をしていったことを目の当たりにしており、初心者の3年生達は自分たちも戦える選手になれると信じて練習に励んできました。事実、彼らは本当に強くなりました。競技に対する姿勢次第で初心者でも強くなれることを後輩たちに伝えて彼らは引退しますが、姿勢の重要性を理解している彼らが、努力を継続することにより今後の進路実現を達成することを期待しています。

保護者の皆様をはじめ、本校バドミントン部を応援してくださっている皆様、コロナ禍で無観客大会が続く中、現チームへの応援をありがとうございました。既に新チームが始動していますので、今後とも本校バドミントン部への応援をよろしくお願いします。


2021年度 第65回兵庫県高等学校総合体育大会バドミントン競技西播地区大会

開催日: 2021年4月29、5月3-5日、8日

会場: 姫路市総合スポーツ会館

団体戦
男子 優勝

男子個人戦
ダブルス 優勝 4位 5位 6位 7位
シングルス 準優勝 3位 5位 6位 8位

女子個人戦
ダブルス 3位

昨年度、コロナの影響で中止となった本大会。2年前、初心者であったため本大会に出場できなかった3年生にとっては、最初で最後の総体地区大会となります。そのために彼らの本大会にかける熱意はかなり高く、大会前の練習では、彼らの想いがひしひしと伝わってきました。彼らの姿勢は、1・2年生にも伝わったようでチームとしてかなり良い状態で大会初日を迎えることができました。男子団体戦では、第1シードの本校は順当に勝ち上がり、決勝戦へと進出し、対戦校は予想通り第2シード、姫路工業となりました。昨年度の新人大会決勝戦と同じ対戦となりました。新人大会では大接戦となり、最終的には3-2と薄氷を踏む思いで勝利を手に入れました。今年は1年生を加え、前大会と異なったメンバーで戦ったこともあり、各試合は接戦ではありましたが、結果としては3-0で決勝戦を制することができました。個人戦では、団体戦メンバーと共にメンバーに入ることができなかった3年生達が躍動した戦いとなりました。ダブルス、シングルス共に新人大会では県大会に出場できなかった3年生が県大会出場権を獲得することができ、彼らの競技に対する姿勢が結果に結びついた大会となりました。

女子は3年生が1人しかいない中、新入生とペアを組み個人戦ダブルスに出場しました。準備期間が短いながらも大会中にペアでの動きを確認するなど工夫をすることにより、試合を重ねる度により強くなっていき、準決勝戦まで進出することができました。結果として3位となり、3年生にとってダブルスで初の県大会出場権を獲得することができました。

男女共に3年生の本大会にかける真摯な姿勢が1,2年生にも伝わり、全選手がコート上を懸命に動きシャトルを追いかける姿を目の当たりにして、顧問としては嬉しく感じることが多い大会でした。3年生の中には県大会出場権獲得をした選手、残念ながら獲得できなかった選手がいますが、それぞれの現状を踏まえた上で彼らの多くは満足をして本大会を終えることができたようです。

選手達は現チームでの最後の大会となる県総体に向けて準備をしています。県総体も無観客となりますが、選手達への応援をよろしくお願いします。