令和3年度兵庫県高等学校新人バドミントン選手権大会団体の部
開催日: 2021年11月6日・7日
会場: 加古川市日岡山体育館
男子 3位!
2回戦 本校 3-1 加古川西
準々決勝戦 本校 3-0 高砂
準決勝戦 本校 2-3 社
3位決定戦 本校 3-1 姫路工業
昨年度の本大会を経験した2年生、そして今年度の県新人選手権大会個人の部で活躍した1年生でメンバーを構成して本大会に臨みました。選手達は達成目標をベスト4以上と高く設定し、準備をしてきました。ベスト4以上と設定した理由は、今年度は全国選抜大会近畿予選に上位4校が出場できるためです。
初戦となる2回戦は加古川西との対戦でした。加古川西は1回戦で高砂南戦を勝ち抜き、勢いがあったので危機感を持っての戦いとなりました。2面平行で試合が開始。個人戦地区1位のダブルスでの試合で不安が的中しました。本校選手の動きが悪く、相手の勢いを受ける状態での試合展開となり、競りながらも本校ペアは良い流れを作りきることができずに0-2での敗戦となりました。この試合と同時開始で
戦っていた本校エースペアは、隣コートの状況を確認しながら自分たちの戦いをすることによりチームに勝利を持ち込みました。続いての第1シングルスには普段、ダブルスを任せる選手を起用して、ゲームカウント2-0で勝利をおさめました。第1シングルスの試合途中より隣コートでは、第2シングルが開始し、本校の主将が出場しました。この試合も接戦となり1ゲーム目は21-19、2ゲーム目は23-21でゲームを制し、難しい戦いとなった初戦を突破しました。
準々決勝戦は第6シードの高砂との対戦となり、3コート平行での実施となりました。第1ダブルスに1年生ペア、第2ダブルスにエースペア、第1シングルスに2年生を起用しましたが、全選手がそれぞれの力を遺憾なく発揮してくれました。1年生ペアは相手エースペアとの対戦をストレートで勝利をおさめると第2ダブルス、第1シングルス共にストレートで試合を終え、ゲームカウント3-0で勝利し、ベスト4進出が決定しました。
準決勝戦では第2シードの社との対戦です。第2ダブルスを終えた時点では1-1となり予想通りの展開となりました。この試合では、第1シングルスで初戦とは異なる1年生選手が活躍をしてくれました。接戦となることを予測し、実際に接戦となりましたが、各ゲームを確実に取り、ゲームカウント2-0で勝ち切りました。
この時点で本校が2-1とリードしましたが、第2・3シングルスでの戦いは厳しいものとなりました。第2シングルスは本校選手が持てる力を出しましたが、相手エースに流れを掴まれたまま試合を終焉することとなりました。第3シングルスでは本校主将が戦いファイナルゲームまで持ち込みましたが、最後のショットを相手に決められました。結果としてゲームカウント2-3で敗戦となり、3位決定戦を戦うことになりました。
選手達は、次戦となる姫路工業戦での勝利を求めて戦う意識を強く持ち続けることに成功し、敗戦より25分後には、非常に良い表情をしていました。勝利を渇望していた選手達は疲労の中でも懸命にコートを動き続け、最終スコア3-1での勝利を手にしました。
県3位となった彼らは12月26日より実施される第50回全国選抜大会近畿予選の出場権を獲得しました。顧問になって初の出場となり選手と共に喜んでいます。
まだ無観客大会が続きますが、選手たちは懸命に競技に励んでいますので、今後もご支援をよろしくお願いします。