2023年度第67回兵庫県高等学校総合体育大会バドミントン競技
開催日: 2023年5月26-28、6月3・4日
会場:尼崎市ベイコム総合体育館・神戸市立中央体育館・三田市駒ヶ谷運動公園体育館・神戸常磐アリーナ
団体戦
男子 3位
2回戦 本校 3-0 六甲
3回戦 本校 3-1 網干
4回戦 本校 3-0 神戸
準々決勝戦 本校 3-1東播工業
準決勝戦 本校2-3社
女子 5位
2回戦 本校 3-2六甲アイランド
3回戦 本校 3-1 伊丹北
4回戦 本校 3-1 百合学院
準々決勝戦 本校 0-3日ノ本学園
男子個人戦
ダブルス ベスト8 2組
シングルス ベスト16 2名
女子個人戦
ダブルス 1回戦 2組
シングルス 1回戦 1名
本大会、団体戦で男子はまだ経験していない決勝戦コートに立つことを目標としました。新人大会では、社高校との準決勝戦を2-3で苦汁を嘗める経験をした選手達は「今度こそは」との想いを心に秘め、準備をしてきました。一方、女子は準々決勝戦進出という地区大会を2回戦敗退で終えたチームとしては、かなり高い目標を設定して練習を重ねてきました。
男子は、初日に戦った選手が故障をしたため、2日目以降、「全員バド」の想いと共に試合を進めていき、準々決勝戦では強敵、東播工業高校に勝利をおさめ、社高校との準決勝戦に進出しました。社戦は、2面並行で始まり、ダブルスを1-1で終え、先に始まった第1シングルスの厳しい戦況を見ながら、隣のコートに第2シングルスの選手が入りました。対戦中に隣コートでの仲間の敗戦を確認した選手は、自己が背負っている責任の重さを自覚しながら持てる力を出し切り勝利を収め、カウント2-2と互角に戻しました。最後のコートに立った選手は、懸命にシャトルを追いかけましたが、最後の1本を決められ、決勝戦進出の目標が絶たれました。
女子は、予想通り初戦となった六甲アインランド戦より接戦となりましたが、最後の第3シングルスに出場した1年生選手が躍動し、チームを勝利に導いてくれました。
次戦も勝利し、4回戦、百合学園戦は難しい戦いになると考え、本体大会初となるオーダーで試合に臨みました。第1ダブルスに出場した3年生ペアは、エースらしい戦いでチームに勢いをつけました。第2ダブルスは今大会初、1年生ペアが出場。先輩が作った流れに乗り、試合に入りましたが、緊張が先立ち、1ゲームを19-21で落とす展開となりました。しかしながら、2ゲームに入ると力が抜け、本来の粘り強いラリーをすることにより自分達の展開で試合を進め、ゲームを奪取しました。
ファイナルゲームは、最初から自分達のペースで進め、21-15で勝利を手にしました。第1シングルスを敗戦し、ゲームカウント2-1で3年生エースが出場する第2シングルスが開始。「自分で決める。」との強い想いと共にコートに入り、序盤よりラリーを上手く構成し得点を重ね、1ゲームを先取しました。第2ゲームは一進一退で終盤までもつれる激戦となるも最後の1点をもぎ取り、チームを準々決勝戦へと導きました。次戦は、西播地区1位の日ノ本学園との対戦で0-3と完敗でしたが、納得できる戦いを選手達はしました。
個人戦は、男子がダブルスで3年生、2組がベスト8に進出しました。2組共に準々決勝戦を懸命に戦いましたが、残念ながら準決勝戦進出とはなりませんでした。シングルスは最高位がベスト16でした。女子は、1勝を求めて臨みましたが、ダブルス、シングルス共に初戦敗退と悔しい結果となりました。
本大会をもって、3年生男子6名、女子2名が引退となります。選手たちは競技生活を満足のいく形で終えることができたようであり、彼らが自分たちの競技活動を前向きに評価していることを顧問として非常に嬉しく思っています。バドミントン部での経験が、彼らの将来の進路において重要な基盤となることを期待しています。
3年生の保護者の皆様へ、本校での選手たちの競技活動へのご支援に心から感謝申し上げます。彼らは選手としての活動は終えますが、まだ高校生活は続きますので、卒業まで引き続きご指導・ご支援いただければと願っております。
本校バドミントン部を応援してくださっている皆様、新チームが既に始動をしておりますので今後もご支援、ご協力を宜しくお願いします。