第72回近畿高等学校バドミントン選手権大会


開催日: 2025年11月15-17日

会場:  滋賀ダイハツアリーナ

 

男子ダブルス 3回戦              

 

第72回近畿高等学校バドミントン選手権大会に、本校から男子ダブルス3組が出場しました。出場した6名のうち5名は1年生で、全員がこの大会に初挑戦です。「まずは一勝」を目標に、県団体戦終了後から練習を重ね、前日も栗東市の体育館で入念な調整を行い大会に臨みました。


大会当日、選手たちは会場周辺で軽くランニングをしながらリラックスした様子を見せ、試合前の練習でも落ち着いてシャトルを打つことができていました。しかし、開会式が始まると緊張感が高まり、特に第3ダブルスの2名は初戦前に緊張が伝わってくるほどでした。ところが、1回戦は対戦相手の棄権により、全ペアが2回戦からのスタートとなりました。


第3ペアは第3シード・東大阪大柏原と対戦。序盤は緊張からエラーが続きましたが、インターバルで「自分たちらしいプレー」を確認し、後半は積極的なラリーを展開しました。0-2で敗れましたが、強豪相手に最後まで挑戦する姿勢を見せました。エースペアは大阪・英真学園と対戦し、第1ゲームは19-21、第2ゲームも接戦の末19-21と、あと一歩届かない悔しい敗戦。しかし、互角の戦いを繰り広げたことは大きな自信につながりました。第2ペア、1年生エースペアは和歌山・向陽との対戦で、スピードある展開で主導権を握り、第1ゲーム21-10、第2ゲーム21-16で勝利し、近畿大会で初勝利を飾りました。続く3回戦では第5シード・奈良大附属と対戦し、18-21、12-21で敗れましたが、格上相手に自分たちのプレーで得点を重ねることができ、成長を実感する試合となりました。


目標を達成したペア、惜しくも届かなかったペア、それぞれが強豪との対戦で大きな刺激を受け、「もっと強くなりたい」という思いを胸に大会を終えました。現在は学期末考査期間で学業に集中しつつ、冬季も練習を続け、来春の総体でさらに輝けるよう努力を重ねます。今後とも、バドミントン部への温かいご声援をよろしくお願いいたします。