単位と科目
授業科目には、学修時間に応じた単位数が定められており、卒業要件等の基準は修得すべき単位数として規定されています。1単位には、授業や自習(予習・復習)を含めた45時間の学修時間が必要です。標準的な授業形態は、週1回1学期15週にわたって授業が実施されます。授業時間は、どの科目も90分間です。
学修時間の考え方
単位=授業+自習(予習・復習)
CAP制とは、単位の過剰登録を防ぎ、学生が各年次にわたって適切に授業科目を履修できるよう、1学期に履修登録できる単位の上限を設ける制度です。国際学部では、各学期に履修登録できる単位数を以下の通り制限しています。
1~2年次 履修制限単位数:
各学期22単位
3~4年次 履修制限単位数:
各学期24単位
科目区分により、卒業単位として認められる科目と認められない科目、CAP制の履修制限の対象科目と対象ではない科目があります。
卒業単位として認められる科目/CAP制の対象科目
所属学科・専攻の教育課程表に記載されている科目
卒業単位として認められない科目/CAP制の対象外科目
自由科目
大学院先行履修科目
科目ナンバリングとは、授業科目の学問分野と学修段階(難易度)がわかるように各授業科目に番号を付して分類したものです。
学生が授業の難易度や専門性に応じて授業を選びやすくなる、学士課程の科目全体を体系化できる、といった効果が期待できます。
💡科目ナンバリングの体系・学問分野略号等の詳細は、こちら(*クリックすると東洋大学公式Webサイト「これまでの改革(順次性のある体系的なカリキュラムの編成-カリキュラムマップ・科目ナンバリング-)」ページに移動します。)で確認してください。
シラバスとは、授業の内容(概要)や到達目標など、科目の履修を通じて身につけることのできる知識、能力、各回の授業の進め方や内容、成績評価方法・基準、使用テキストや予習・復習の指示などを明らかにしたものであり、あらかじめ学生に公表されるものです。
履修する科目を決めるにあたっては、シラバスを熟読することはもちろん、予習や復習の際の振り返りに用いるなど、シラバスを活用することによって学修効果を高めるよう努めてください。
シラバスの記載項目
シラバスには、科目名、授業を担当する教員名等の基本情報のほか、以下の項目を記載しています。
講義の目的・内容:科目の目的として、どのような内容を学ぶのか、またどのように教授していくかについて示しています。
学修到達目標:講義を通して身に着けることのできる知識・能力などを具体的に示しています。
講義スケジュール:各回の授業内容・テーマをもとにしたスケジュールを示しています。
指導方法:担当教員がどのように授業内容を進めていくのかについて示しています。
事前・事後学修:授業を受講するにあたって、必要な予習・復習の指示を示しています。
成績評価の方法・基準:どのような評価方法で成績評価をするのか、また評価方法ごとにどれくらいの割合で成績に反映するのかについて示しています。
受講要件:履修にあたってあらかじめ必要な条件について示しています。
テキスト:授業で使用する教科書やテキストについて示しています。
参考書:授業に関連する参考書を紹介しています。
💡シラバスは、こちら(*クリックすると、「東洋大学シラバスデータベースシステム」のページに移動します。)で公開しています。