TOP>道徳資料室>もっと内容項目>中学校 絵で分かる内容項目22>2.節度、節制
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中学生の段階では、学年が上がるにつれて心身ともに著しい発達を見せ、活力にあふれ、意欲的に活動できるようになってきます。しかし、心と体の成長のバランスが取れていないこともあるため、軽はずみな行動によって健康を損なってしまったり、時間や物の大切さを考えずに、その使い方を誤ったりすることがあります。また、これまで身に付けてきた基本的な生活習慣に対して、反発や抵抗を示すこともあります。
そこで、指導に当たっては、節度、節制の大切さについての理解を一層深めるとともに、生活全般にわたり安全に配慮して、心身の調和のある生活を送ることの意義をしっかりと考えることができるようにすることが大切です。それは単に日々の生活や行動の仕方の問題として捉えさせるだけでは十分ではありません。節度を守り節制に心掛け、安全で調和のある生活の実現に努めることは、自らの生き方そのものの問題であり、人生をより豊かなものにすることとの関係で学ぶことができるようにすることが必要となります。
また、学級活動などの特別活動と関連付けて、基本的な生活習慣や防災訓練、交通安全等の安全に関わる活動の意義について学ぶ機会を設けることも大切です。
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