TOP>道徳資料室>もっと内容項目>中学校 絵で分かる内容項目22>12.社会参画、公共の精神
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中学生の時期には、学校や学級の仕事などを人任せにしたり、他者に対する配慮を欠き、公の場で自己中心的な言動をとってしまったりすることがあります。しかし、既成のものに反発する一方で、本来、自分勝手な言動をよくないと思う心が内面には十分にあり、よりよい社会の実現については大人より純粋に考えることもできます。さらに、身体の不自由な人をいたわろうと行動したり、地域のボランティア活動に参加したりすることを通して、よりよい社会を協力して築こうとする意欲が高まる時期でもあります。
そこで、指導に当たっては、現代的な課題等も取り上げ、どのように社会に参画し、どのように連帯すべきかについて、多面的・多角的に考えを深められるようにすることが大切です。例えば、学級活動や生徒会活動などに参画した経験を振り返らせ、現実の学校生活に生かすことができるような公共の精神について考え、互いに積極的に協力し合おうとする意欲を育てることも必要です。
さらに、よりよい社会を実現するために、互いに迷惑をかけない行動の仕方を身に付けるとともに、進んで社会的な責任を果たすために、どのように行動するべきかを主体的に考えられるようにすることが重要になります。
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