TOP>道徳資料室>もっと内容項目>中学校 絵で分かる内容項目22>5.真理の探究、創造
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中学生の時期には、人としてどう生きるべきか、社会の仕組みはどうなっているのかなどについての関心が高まり、うそや偽りを憎み、真実や真理を追究しようとする思いが強くなります。しかし、学習の成果が出ないと努力を諦めてしまったり、早く結論を出そうとしすぎて、他の見方や意見を受け入れられなくなってしまったりすることもあります。
そこで、指導に当たっては、生徒自身の学習体験を振り返らせながら、分からないことを謙虚に受け止めて探究し続ける姿勢を育てます。また、真理や真実を求めつつ、好奇心をもって意欲的に学び、工夫して新しいものを創造していこうとする積極的な態度を育てることを重視します。
真実や真理の探究には、広い視野に立って多面的・多角的に物事を見ようとする開かれた心や、結論を鵜呑みにせずに論理的・批判的に考える姿勢が必要です。その過程で、疑問や問いを探究し続けることが新たな見方や考え方の発見や創造につながり、自分の生涯を豊かにすることにつながることを自覚できるようにすることが大切です。
また、真実や真理を探究して社会の発展や学問、科学技術に寄与した人々の生き方から、それらの人々の探究心を支えたものが何かについて考え、生徒が自らの生き方に生かすことができるよう工夫することが求められます。
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