A第4回

西大和学園で過ごした3年という歳月は知らず知らずのうちに受験に必要な知識を詰め込んでくれていた

白山 将史 さん(4期生)

(建設業)*大阪府出身

見たまんまの伊達男なのに、バスケットに注ぐ情熱だけは半端なかった3期生の戸井さんからバトンを受けとらせていただきました、白山 将史と申します。

私が西大和学園に入学した当時は、英数科と普通科の2つのコースがありました。英数科の生徒はクラブ活動をすることが出来ず、勉強だけの毎日でした。そんな息苦しい日々に耐えられず、高校2年から普通科に移動しバスケットボール部に入り、マイペースに残りの高校生活を過ごしました.

志望大学に落ち、浪人の道を選んだ私がまず感じたこと。それは今まで西大和学園で落ちこぼれて来た私が一歩外に出ると、他の浪人生よりはるかに習熟度が高かったということ。

遮二無二勉強していた仲間とは違い、あまり机に向かわなかった私ですが、西大和学園で過ごした3年という歳月は知らず知らずのうちに受験に必要な知識を詰め込んでくれていたんだなぁ~と実感。

そのアドバンテージを十分に活かさずに進学した大学では経済学部に籍を置き、卒業単位を揃えると就職活動もせずに寝袋1つ持ってバイクで日本中を駆け巡ってました。お金が尽きたらその地で住み込みのバイトをし、行く先々で多くの見知らぬ人々から渡世術を学びました。

他の卒業生のように東大卒や大手企業の役職という派手な肩書はありませんが、30代半ばに起業した私はマイペースに仕事しながら年間億を超える売上を確保し、趣味のバイクと音楽に没頭し変わらず自由に生きております。現役生には何の参考にもならないかもしれないけれど、こんな先輩でも何とかなってるんやと励みにして貰えたらと思います。

伊達男から自由人が譲り受けたバトン、5期生イチのチャラ男に繋ぐのがスマートかなと思います。ということで、森本嘉人くんお願いしますね。(笑)

(2018.12.23)