文理総合探究科 芸術コース
美術系
14名程度/30人1クラス
文理総合探究科 芸術コース
14名程度/30人1クラス
創造するよろこびを知り、豊かな感性を磨きます。
人は誰でも美しい物が好きです。それは夢や創造に満ちた世界となって初めて、自分の中で確かなものとなるのです。絵を描くよろこび、美しいものをデザインする充足感。彫刻との触れ合い。
美術系は、そんなかけがえのない感性を大切にする、情熱と創造の空間です。
必要に応じて補習にも取り組みながら、じつくり作品と向かい合う日々を過ごすことができます。
京都方面写生旅行 (R4.3年度は門司港.R42.3年合同実施写真)
コース特色
県内最大のアトリエスペース
6人体制でのキメ細やかな指導
写生研修旅行
各種美術関係行事参加
県内外の公募展への出品
夏期特別実技講習
美術館卒業制作展
施設設備等紹介
必由館高校芸術コース美術系の紹介動画です。基礎力を大切にしながら、様々な作品制作を行います。3年間で高めた創造力、表現力を活かして社会で活躍できる人材を育みます。
美術教員と代表作の紹介です。常勤3名・非常勤3名と、生徒定員一人あたりの教員数は県内一です。ご高覧いただければ幸いです。(2021年版)
公式YouTube芸術コース紹介より、チャプターがついています。卒業生の活躍も紹介されています。
対応進路
国公立/私立の芸大、美大、教育学部美術科など、芸術系大学から文系進学に対応します。例年8割前後の生徒が美術系の進路に進みます。
実績や、試験成績で多くの生徒が学費の全額免除や半額免除を獲得し、進学後にも優秀学生として学費免除を得ている学生がいます。
主な進学先
筑波大学、愛知県立芸術大 学、武蔵野美術大学(卒業生学科長賞獲得)、多摩美術大学、東京造形大学、広島市立大学、尾道市立大学、静岡文化芸術大学、長岡造形大学、秋田公立美術大学、沖縄県立芸術大学、佐賀大学、福岡教育大学、熊本大学、長崎大学、大分大学、宮崎大学、宮崎公立大学、富山大学、北九州市立大学、崇城大学(全免・半免多数獲得)、東京造形大学、女子美術大学、日本大学、横浜美術大学(優秀学生学費免除獲得)、名古屋芸術大学、名古屋造形大学(半免獲得)、成安造形大学(半免獲得)、京都造形芸術大学、京都精華大学、大阪芸術大学(特待獲得)、神戸芸術工科大学、九州産業大学(特待全免獲得)、大分芸術文化短 期大学、女子美術短期大学、奈良芸術短期大学、九州造形短期大学、美術系専門学校(特待多数)、他
■カリキュラム(令和6年度入学生)
本校芸術コース書道系/美術系 卒業生7名によるグループ展が開催されます。
8/13(水)~17(日) 県立美術館分館 入場無料
それぞれ、本校を巣立って7年目。県内外、各方面で活躍する作家・クリエーターたちです。
メンバーを見るに、絶対に面白い展覧会になることうけあい。
展覧会としても、芸術の現在地を観られる貴重な機会だと思います。必由館芸術コースを卒業後が分かる、貴重な機会でもあります。
是非是非ご高覧ください!
Interview
松本 雪乃
3年8組 / 美術部・令和7年度全国総文祭熊本県代表 / 菊池市立泗水中出身
Q,必由館を選んだ理由は?
A,芸術コース美術系の先輩方の作品に憧れ たことと、授業選択があるところがいいと 思ったからです。
Q,必由館のおススメポイントは?
A,先生がみんな個性豊かで面白いところ。
Q,将来の夢・目標は?
A,今まで学んだことを活かしてどんな形であれ、絵を描き続けることが目標で夢です。
Q,好きな授業は?
A,美術です。自分の成長が目に見えてわかるのが好きだからです。
Q,授業以外の活動について教えて?
A,現在、卒業制作展に向けて作品を進めています。みんなで楽しく談笑することもありますが、部活中は完成に向けて絵と自分と向き合っています。
S c h e d u l e
有尾 秋奈 令和6年度卒業生
3年8組 / 美術部・令和6年度全国総文祭熊本県代表 / 五霊中出身
Q,必由館を選んだ理由は?
A,美術についてより深く学びたいと思っていたからです。また、卒業制作展などで先輩方の作品を見て、自分も先輩方のように表現を高めたいと思ったのもきっかけのひとつです。
Q,必由館のおススメポイントは?
A,コース制です。文理、芸術(音・美・書)、生活デザインなどが1つの高校にまとまっているのはかなりレアだと思います!
Q,将来の夢・目標は?
A,画力を上げ続け、自分の表現の幅を広げることが一番の目標です!
Q,好きな授業は?
A,美術と日本史です!美術は実技が多いのですが細密画やレタリングなどあらゆるジャンルを学べとても勉強になります。日本史は授業がとても面白く、美術作品も出てくるのでよく資料集などをながめています。
Q,授業以外の活動について教えて?
A,卒業制作展に向けて作品を進めています。3 年間で1番の大作になるので、それぞれが自分の表現したいものを作品化するため日々向き合っています。 合間には互いの絵などを観あったりしています。
S c h e d u l e
令和6年度作品紹介
「 かい 」F100 日本画 3年次
第79回県美展熊日賞(2席)
「 cosmas 」S60 ミクストメディア 3年次
第79回県美展奨励賞
「 迎春 」F80 油彩 3年次
第86回銀光展熊本放送賞
「 今へ 」F50 水彩 3年次
第58回熊本県水彩画会展熊日賞
令和5年度作品紹介
「サイ」F100油彩 3年次
第47回九州青年美術展 入選
「 円熟味 」F50 油彩 3年次
くまもと描く力展 2023チヤレンジ部門準グランプリ
「 干支 」F50 水彩 3年次
第57回県水彩画会展 県美家連盟賞
「ありがとうに出会った場所」F100油彩 3年次
第47回九州青年美術展 九州朝日新聞社賞
「小人の世界」F100アクリル 3年次
第47回九州青年美術展 奨励賞
「 県総文ポスター 」B3アクリル 2年次
第51回県総合文化祭ポスター審査最優秀賞
「 ジャネーの法則 1 」B1アクリル 3年次
第47回九州青年美術展 奨励賞
「 ジャネーの法則 2 」B1アクリル 3年次
第47回九州青年美術展 奨励賞
「せつな 」F50油彩 2年次
県高校美術展最優秀賞(全国代表)
22年連続全国代表獲得
「隠れた街 」F50油彩 2年次
県高校美術展優秀賞(九州大会代表)
「 ゆ う 」F50日本画 2年次
県高校美術展優秀賞(九州大会代表)
「 読書感想画 」県審査1年特選
「 読書感想画 」県審査1年特選
「 読書感想画 」県審査2年特選/西日本入選
「 読書感想画」県審査2年特選/西日本優秀賞/県図書協会賞
「 読書感想画」県審査2年特選/西日本佳作
「 読書感想画」県審査3年特選
「 県写生大会特選」F6水彩
「 県写生大会特選」F6アクリル
「 県写生大会特選」F6アクリル
「 県写生大会特選」F6アクリル
「 県写生大会特選」F6水彩
令和4年度作品
「 集光 」F80 油彩 3年次
第84回銀光展 最高賞
「 胎動 」F80 ミクストメディア 3年次
第77回熊本県美展洋画部門一位
「 Endangered Species 」B1 アクリル 3年次
第77回熊本県美展デザイン部門一位
「 Endangered Species 」B1 アクリル 3年次
第77回熊本県美展デザイン部門一位
「状態変化」F50油彩 2年次
県高校美術展最優秀賞(全国代表)
21年連続全国代表獲得
令和3年度卒業制作
「地元」F100油彩 3年次
第45回九州青年美術展 河北記念賞(準大賞)
「 しのぶ 」F30 日本画 3年次
くまもと描く力展 2021チヤレンジ部門優秀賞
「 ちとせ 」F100 油彩 3年次
第45回九州青年美術展 奨励賞
「 True Beauty 」F100 水彩 3年次
第55回熊本県水彩画会展美術家連盟賞
令和2年度卒業卒業制作
「パチンコ大和」F80水彩 3年次
第44回九州青年美術展朝日新聞社賞
「 猛虎 」F50 日本画 3年次
くまもと描く力展 2020チヤレンジ部門入選
「 美 」F50 油彩 3年次
くまもと描く力展2020チャレンジ部門特選2席
「 風景画 」F80 水彩 3年次
第44回九州青年美術展大牟田市長賞
関連ニュース
2023.7.10
水球線画パートの線画(美術部)、文字(書道部)の素材提供を担当させていただき、デジタルハリウッドSTUDIO熊本様に映像化していただきました。
様々な企業・自治体等にARサービスを提供されているpalanAR様から、本校美術系2年生有志の作成したARフレームを実践集として報告いただきました。当初は熊本市友好都市 フランス エクスプロヴァンス市との交流10周年事業のとして始めた取り組みです。
フレームのクオリティの高さと、様々な端末で利用できる工夫から、掲載依頼をいただきました。
ECショップ開設BACE様との特別講義【美術系3年&服飾デザイン】
2023.7.4-5
オンライン店舗開設業界No.1 BASEさんからネットショップ開設体験特別講義を受けました。それぞれが商材を用意して、作成した店舗に様々なアドバイスをいただきました。商品をより魅力的に見せるには?プロフェッショナルからの具体的なアドバイスを受けて、将来への可能性を感じることのできる貴重な経験となりました。
高校卒業一年に満たない2月9日にメジャーデビューし、13年。ヒット作を生み出し続ける漫画家、藤村緋二先生は、本校芸術コース7期生。7月には「もしも徳川家康が総理大臣になったら」が劇場公開される。24年2月に本校にて特別講演&実技講習をしていただきました。
先生がどのような気持ちで高校生活を送っていたのか、どのように13年間を過ごしてきたか。必由生へ向けた温かく、熱い講演。質問コーナーも公式YouTubeチャンネルにて公開中
卒業生関連ニュース
【本校一期生 米村太一氏 第7回青木繁記念大賞ビエンナーレ 大賞受賞】
芸術コース美術系1期生、米村太一氏が大賞を受賞されました。本展は新人作家登竜門として国内最大級の公募展です。すでに国際的に活動されている氏の、益々のご活躍が期待されます。受賞後は国内での展示も多く行われるようになりました。
【イラストレーター 252percent 】
本校卒業後は地元崇城大学芸術学部デザイン学科に進学。「252%」名義で1日1枚イラストを描き、 SNSに発表しつづけるグラフィックデザイナー・谷崎仁美氏。「描ける」デザイナーとして多方面に活躍の場を広げています。
沼野美寿穂(竜田中出身)
日本の美術大学最高峰である武蔵野美術大学においても、優秀作品に選出される作品を制作している。氏は武蔵美視覚デザイン、多摩美グラフィックデザインにも合格しながら、「ステージ演出をしたい」という明確な目標実現のために空間デザインに進学した。現在は衣装デザインの技術を高めるために学びを深めている。
赤星雄貴氏(菊池南中出身)は、チェコセンターとの企画学内選考で代表となり、渋谷に作品展示。優秀学生として学費の減免を受けながら制作に励んだ。現在は同大学福士として活躍中。
卒業生メッセージ
私は、中学3年生で見た先輩方の作品に感動し、「私もこ んな絵が描けるようになりたい」と思い美術系に入学しまし た。最初は自分が先輩方のような絵が描けるようになるの かとても不安でした。
しかし、一人ひとりに向き合いながら、丁寧に指導して下 さった素敵な先生方や、いつもは仲が良くても、時にライバ ルとなる個性豊かな友人たちとの日々、授業や部活、夏期講 習などを通して精神、技術両面で成長することが出来ました。 この3年間、皆と楽しい時間を過ごすことができたこと、 そして美術の魅力をさらに発見しつつ、制作を通して深く考 え、表現する力を身につけたことで、自分に自信を持てるよ うになったことがとても嬉しく、心から感謝しています。
芸術コースでは、友人や先生方の美術作品だけでなく、書 道系や音楽系の作品・発表からも多くの刺激を受けること ができます。みなさんも芸術コース美術系で充実した高校 生活を送ってみませんか?
私は「毎日絵を描いて高校生活を過ごしたい」というシ ンプルな思いから入学を決めました。入学当初は、美術に関して技術、知識が乏しく、同級生 に圧倒され、不安な事ばかりだったことを思い返します。
しかし、先生方が私を受け入れて丁寧な指導をして下さ ったこと、切磋琢磨した仲間の存在が私を成長させてくれ たことに心から感謝しています。このコースに入れば、授業や部活動などで、好きなこと を追究しながら高校生活おくる級友たちと一緒に、楽しみ ながら成長することができます。
また、先生方は美術分野に留まらずいろいろな挑戦を する機会も与えてくれます。一度しかない高校生活、自分 を見つめ直すことができた3年間でした。ぜひ、必由館高校芸術コース美術系で新しい自分を見 つけてみてください。
カリキュラム(令和5年度入学者)
カリキュラム(令和4年度入学者)