SOISの中高生を対象に日本の子どもの貧困についての認知度を知るためのアンケートを実施しました。64人の生徒が回答してくださり、これがそのアンケート結果をまとめたものになります。
Q1. あなたは「子どもの貧困」というものを知っていますか?
「子どもの貧困」について名前を聞いたことがあったり、少し知識がある人が多いことがわかります。このことから日本の子どもの貧困の現状を詳しく知っている人は少ないため、より皆さんに知ってもらう必要があると考えました。
Q2. ごく普通の生活をするために必要な物や事柄(必需品)について、すべての子どもに絶対に与えられるべきだと思うものを記述してください(いくつでも可)
衣・食・住をはじめとする物理的な事柄から、家族と過ごす時間や愛情など心理的な事柄も必要だと考えられていることがわかります。例え衣食住が備わっていたとしても人からの愛情や安心して暮らせる場所が必要だと私自身も考えました。
Q3. あなたが生活が貧しい子どものためになにかできることはありますか?
募金や寄付をするという回答が非常に多く見られる中、現状を理解しそれを広めることもこの問題を解決する1つの手段であるという回答も得ました。一方で私たちができることは「ない」というのが現状だという意見もあったのが印象的です。
Q4. 生活が貧しい人に向けての仕組み、支援、法律などを知っていますか。知っている人は具体的にどのようなことが行われているかをわかる範囲で回答してください。わからない場合はわからないと記入してください。
これらの回答をまとめたものが以下になります。
・生活保護 ・給付金 ・子ども食堂 ・奨学金制度 ・募金
・法律 ・ボランティア・フードバンク・支援団体(UNICEF, AC, JICA,青少年赤十字)
・国連機関(WFP,WHO) ・クラウドファウンディング ・分からない
仕組みや支援名を知っている方は多くいますが、その詳しい内容を知っている人が少ないということがわかりました。