初回の授業の流れです。このスライドを、Zoomで共有しながら進めます。
2年生の一般英語IIを想定しています。画面左下の▶をクリックすると始まります(音声付き)
上記で利用したリンク(小テスト)などはこちらから参照可能です。
(coming soon)
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ですが、慣れも必要です。何度かクラスで実施しつつ慣れていくのが一番です。学生と一緒に良いものを作っていく、学生にも問題と選択肢を作ってもらうというのも良い勉強になると思います。コラボレーターとして学生を入れることで、学生も問題を追加することもできます。学生(またはグループ)に問題を作らせて、Google Classroomで共有するのもよいです。Feedbackを書くにはかなりの理解力が必要ですので、テストを作ることで学習が進みます。
「Google Formで小テスト」などで検索すると動画やブログでの説明がヒットします。以下は一例
高校教師とICTのブログ https://www.fy1203.com/2020/02/25/teacher-goods-8/
自動採点とマニュアル採点で組み合わせると、期末試験もオンラインでいけます。でも毎回の小テストと自動採点というのが学生のモチベーションアップには効果的なようです。小テストのスコアを上げるために予習をするようになりますので、授業展開も楽になります。平常点をつけるときも客観的な点数があるのでシンプルに計算できます。
私は、さらに毎回のスコアを積み上げグラフにして見せるようにしています。
レメディアルの学生には、小テストを始める前に「テストにどこが出るか教えてあげるよ」と言って、ミニ授業をします。結構真剣にメモを取ります。その後、テストを開始。時間制限を設けて、満点を目指して何回でも挑戦できるようにすると、「いいスコアを取った」高い意識を持って授業参加が可能になり、数回で「自分で勉強をしていいスコアを取る」ことに慣れていきます。だんだん「テストするけど、テスト勉強の時間欲しい?」で自発的に勉強するようになり、そのうち、教室に入ると自発的にテスト勉強をしている学生が表れてきます。最初のモチベーションは「点数」ですが、こうなってくると、授業中に単語がスラスラ出てきて、英会話が上手になったり、長文を音読して意味がわかるようになり、本人が伸びを感じ始めます。どんな学生でもゼッタイ伸びます。学生の力ってすごいと思います。
欠席や遅刻が多い学生は、一方で、周りが英語の実力がついていっていることに気づくと、慌てて授業参加をするか、またはドロップ・アウトしていきます。ついていきたいと思った学生には真剣にサポートしますが、ドロップ・アウトする学生は声をかける機会もないままなのは寂しいことです。