勉強会の趣旨 2013

野外でデータをとった時、地域間や圃場間、反復間等でバラツキが大きいために実験処理の効果が検出できない(つまり、有意差がでない)ことがあります。

また、種内の集団間差を気にしつつ種間差を検討したいとか、実験処理による経時的な変化の違いを検討したいとかいう要望もあるでしょう。

そんな時、「変量効果(ランダム効果)を組み込んだらいいじゃん!」と言われたことはありませんか?

  • でもこの変量効果って具体的にはどう組み込んだら良いのでしょう?

  • そもそも変量効果って何?

  • 変量効果を組み込んだ解析結果ってどう解釈したらいいの?等々。。。

こうしたモヤモヤを解消し、変量効果を“使える”ようになるため、今回は私たち世話人が日頃大変お世話になっている光永貴之氏と大東健太郎氏に変量効果についてトコトン解説していただくことにしました。

その後、休憩を挟んで「統計萬相談会」をやります。

ここでは、参加者のみなさんからの統計に関するお悩みや素朴な疑問について、光永氏や大東氏にお答えいただく時間を設けます。

内容は、実験計画や統計解析に関することなら何でも構いません。

参加申し込みの際にお寄せ下さい。

統計に振り回されない賢いユーザーを目指して共に勉強しましょう♪