留萌線の思い出(2007年)
とうとう留萌~増毛間 2016.12.4廃線に
留萌線に乗ったのは07年10月21日 友人4人で北海道旅行の4日目です。
東京発着北海道フリーきっぷ5日間35,700円はとても割安でした。往路は新幹線を使い
帰路は寝台特急北斗星ソロ(個室)を使いましたがこれも料金のうちです。
1日目函館大沼 2日目釧路 3日目網走に泊まってその翌日留萌線に乗りたかったので皆に
付き合ってもらいました。以下が網走に泊まった翌日の旅行記です。
増毛へ行くには、網走9時30分発の特急では間に合わないので7時42分発の普通列車で出発です。
石北本線 普通 網走7:43→→8:49北見 乗り換え快速きたみ 北見9:12→→12:20旭川
石北峠近くは曇り空 石北トンネルを境に雨模様の天気に変わりました。
12時20分の旭川到着ですぐホームを変え函館本線特急に乗ります。
フリーパスは自由自在何処でも乗れます。
函館本線札幌行き スーパーカムイ26号 旭川12:25→→12:49深川
深川は旭川の次の特急停車駅です。深川駅で時間待ちの間に立ち食いそばで昼食する。
増毛までは87キロ1時間23分のローカル列車 留萌本線は初めて乗る線です。
留萌本線 深川13:23→→(14:19留萌)→→増毛14:46 この列車は深川から増毛まで乗換なしです。
北海道の米どころ、深川あたりは刈り取り後の田園風景が広がり 進むにつれて山村風景 峠越えもある。
曇り空だし目を見張る景色もなく私はいつしか心地よい眠りについていた。
ふと気が付くと乗客が皆降りている。この列車はこの駅止まりなんだととっさの勘違いをしてしまった。
仲間に「ここで降りるのよ」と叫んでいた。皆いぶかりながらもあわてて従ってくれた。
改札を出て留萌駅の時刻表で次の列車を捜すも 何かおかしい。
駅長さんに「増毛行きは?」「今出たところです」「??」ここでようやく降りる予定のない留萌駅で降りてしまったことに気付く。その列車は2分停車ののち乗客なしで留萌14::21分発で増毛方面へ出て行ったばかり。
気の毒そうな顔の駅長さん。次の列車を待つとしても 深川に戻るにしても2時間以上の待ち時間がある。
駅前のタクシーに気がついた。増毛まで20分くらいということで即決 タクシーの乗客となる。
これが又大当たりでした。
留萌から増毛までは線路は海岸から少し離れているが、道路は海岸沿いにある。
海岸沿いを走りながら運転手さんは、「きょうはこの秋一番大荒れの留萌海岸です」とのこと。
沖の方から大きなうねりの波がしぶきを立てながら岸をめがけて次々押し寄せてくる。
今まで見たこともない大荒れの海に我々も興奮気味。波の花も飛んでいる。
この貴重な体験に「間違って留萌駅で降りて良かったね!!」とみなは喜んだ。
凄い風に吹き飛ばされそうになりながらも橋の上を歩く我々です。車は通っても人は誰も通りません。
もともと留萌本線に乗るのが目的で、やって来た増毛ですが、タクシーのおかげで
暑寒別川河口や(大荒れの海に鮭の遡上は見られなかった)
昔ニシン漁で賑わった名残のある町を流してもらいました。(タクシー代7,000円位)
終着駅増毛には我々が乗ってくるはずだった列車がぽつねんと止まっていた。
ニシンの街として栄えた増毛には明治・大正・昭和初期の歴史的建物群が残されています。
高倉健さん主演の《駅STATION》のロケ地でも有名。
海や山の自然もいっぱい。もう一度ゆっくり訪れて、ここで泊まって美味しい魚を食べ
雄冬海岸・オロロン海岸・天売島・焼尻島などに行ってみたい。 以上
付記 北海道の鉄道で未乗車の「江差線」は2011年1月に乗った。