つくば障害児の 発達を考える No.1 ←タイトルのクリックでPDFファイルが開きます。
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1992年1月25日発行
編集・発行:つくば障害児の発達を考える会 事務局
目次・発刊のことぱ・・・・・・・・・・・・・・・1
特集1 つくば市に養護学校をセミナー
特集2 つくば市の障害児発見から療育まで
特集3 障害者問題紙上パネルディスカッション
養護学校の現状を考える 土浦養護学校 森本芳郎・ ・・・・・・2
つくば市に養護学校が必要な理由 黒田芳朗・・ ・・・・・・5
養護学校セミナーQ&A ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
養護学校に関する請願署名経過報告 塚田良夫先生・・・・・・・・・9
牛久心身障害児学習会新年の抱負 山下 隆・・・・・・・・・・・・・10
障害児を取り巻く問題 「最新アンケート結果」児玉正文,・・・・・・11
桜心身障害者福祉センターを中心としたつくば市療育ネットワークシステム
手島美恵子・・・・・・16
地域療育ネットワークシステムとは 百溪英一・・・・・・・18
障害児との交流について 高橋洋子 ・・・・・・・21
障害児の学童保育「ポランのひろぱ」 古屋邦男 ・・・・・・・24
ダウン症の子を持つ親として 百溪英一 ・・・・・・・26
自閉症青年の自立について 三土とみ子 ・・・・・27
学習障害児を取り巻く状況 吉田美恵 ・・・・・・29
つくば障害児の発達を考える会のお誘い ・・・・・30
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ご利用になる場合は事務局までご連絡ください。
◎つくば障害児の発達を考える会の沿革と機関誌発行について
去る7月23日に、つくば市並木小学校におい て開催されました「母親大会」の障害児分科会 において、障害児を取り巻く環境について様々 な観点からの問題点の指摘やご意見、将来展望 などが出されたいへん意味のある会合となりま した。
当日は時間的に、限られていて個々の問題については十分な論議ができませんでした。しか し、障害児者に様々な関わりを持つ人々が会合 を持て、子供達の将来を明るいものにしていき たいという共通の気持ちを確認できたことはとても大きな収穫だったのではないでしょうか。 当日、了承された以下のようなご意見にもとずいて、準備委員会を設置し検討をし、具体化を はかりました。その時確認されたのは
① 障害児の親、教育、療育関係者が何物にも とらわれずに意見を出し合える場 を持つ必要が あること。
② 障害児者を取り巻く環境につい て、出生後から社会参加まで実宿を調査する必要があること、の2点でした。
その後、準備会で検討を進め、10月に第1回 公開セミナー「つくば市に養護学校を」を開催 し、発会を兼ねました。同月に第1回定例研究 会「つくぽ市の早期療育ネットワークシステム について」を開き、11月の例会では「障害児問題に関心ある人へのアンケート」分析を行い、 12月の例会では「通級制学級」を学びました。 1月には「タウン症児の発達と幸せJおよび地 域障箸別親の会の役割について公開セミナーを 開催する予定です。
今回、第1号の機関誌を発行できたことは会員の皆様の協力と活動を支援してくださいます協力会員ならびに寄付を寄せてくださいました方々の善意が形になったもので、たいへん意味 のあることです。本当にありがとうございまし た。