投稿日: 2013/10/01 5:54:12
いつも思います。
毎日少しずつでも前に向かって歩いていけてるんだろうかと?
まあ、そんな風に常日頃考えているわけでは当然なく、時々ふっと立ち止まるように思い出し、また忙しさにすべては飛んでゆくのですが・・。
毎年恒例の、透析患者さんとの「お弁当&歩こう会」に出かけてきました。
天候にも恵まれ、スタッフも含め総勢51名の方が、5kmコースと9kmコースに分かれて、頑張って歩きました。
写真は、当院の栄養士さんが献立を立て、当院の厨房で作っていただいたお弁当で、透析患者さんのための細やかな配慮たっぷりだけど、行楽弁当でもある、というものです。
心地よい疲れの中で美味しくいただきました。
若いスタッフたちが頑張ってくれ、院長の自分は、ただみんなと一緒に歩くことを楽しませて頂きました。
こうやって、日頃は、医療者vs患者として接している方と接することができるのは、
自分にとっても、患者さんにとっても、そして社会経験の少ない若いスタッフたちにとっても、とてもいい事なんだと思います。
生きてゆくことはすべて「勉強」みたいなものなんだなあ、
ああ、おれもちょっとは前向いて行ってるじゃない、そう思えました。
そして、
そんな些細な日常が、きっと自分たちの輪郭や核を形成してるんですよ。
(2013.5.2)