050 ライブラリを使ってプログラミングするには?
統合開発ツールはeclipseを使うことに決めました.
eclipseのインストール方法と、とりあえずの使い方はすでに解説しましたので、そちらを一通り使ってみてください.
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これからは、STMicro社提供のライブラリを使ってプログラミングしてゆきます.
そのライブラリは、eclipseをダウンロードしたときにすでにフォルダに仕込まれています.
周辺回路をつかうためにまず使うのはこのライブラリです.当面はこれを使いこなすことに専念します.
C:\miqnnet\workspace\STM32\lib\STM32F10x_StdPeriph_Driver
他にもライブラリがありますが、まだこれらを使う段階ではありませんので、さておきます.
C:\miqnnet\workspace\STM32\lib\CMSIS ←CMSISライブラリ 何が出来るのか知りません
C:\miqnnet\workspace\STM32\lib\STM32_USB-FS-Device_Driver ←USBのライブラリ
C:\miqnnet\workspace\STM32\lib\FreeRTOS ←リアルタイムOSのライブラリ
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まず使いたいライブラリは STM32F10x_StdPeriph_Driver なので、それの仕様書を入手します.
1)STMicroのサイトからライブラリをダウンロードします.
http://www.st.com/internet/com/SOFTWARE_RESOURCES/SW_COMPONENT/FIRMWARE/stm32f10x_stdperiph_lib.zip
解凍するとできるこのファイルがライブラリの仕様書です.
STM32F10x_StdPeriph_Lib_V3.5.0\stm32f10x_stdperiph_lib_um.chm
2)STM32F100RBの周辺回路のハードウエア仕様書は、こちらにあります.
ライブラリを使ってプログラミングするためには、この1と2の仕様書を読んで理解する必要があります.
ただし、1と2だけでは困るんです.
1は関数の説明であり、2は周辺回路のレジスタ説明にすぎませんので、関数がレジスタをどういじっているのかはライブラリのソースコード-----srcフォルダにある------を読まないと細かいところはわかりません.
なので、1と2の他に3ソースコードを読んで理解する必要があるということです.
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