simple urinary‐tract infection
単純性尿路感染症の治療は、急性単純性膀胱炎の場合は経口にてニューキノロン系薬、セフェム薬などを3日~7日間投与する。
急性単純性腎盂腎炎は青壮年期の女性に多く、原因菌の80~90%は大腸菌である。
菌血症合併は36%にみられ、発熱、腰痛、末梢白血球増多、CRP陽性、血沈亢進など全身症状を伴い、治療は軽傷であれば経口でも有効なケースはあるが、全身症状を呈しているので基本的には第一、第二セフェム系注射剤を中心にできれば入院させて治療する。