尿路感染症は
臨床的分類
=急性尿路感染症と慢性尿路感染症に分類されます。
基礎疾患の有無による分類
=単純性尿路感染症と複雑性尿路感染症に分類されます。
単純性尿路感染症の特徴は尿路に基礎疾患を有さず、急性単純性膀胱炎が大多数を占める。症状は排尿痛、頻尿、尿意切迫感、下腹部痛を認め、腎盂腎炎にい たっては、発熱、腎部痛、脊椎肋骨角圧痛がみられる。
複雑性尿路感染症の特徴は、尿路に何らかの基礎疾患を有し、症状としては基礎疾患による症候を 認め、さらに単純性尿路感染症と同様の症状および全身症候を伴う。これらの基礎疾患としては、尿路結石、前立腺肥大症、カテーテル留置などが多い。
感染部位による分類
=尿道炎、膀胱炎、腎盂腎炎に分類されます。