尿道炎は、『尿路感染症』の一種です。
尿路感染症(にょうろかんせんしょう)=urinary tract infection=UTI
尿道に炎症がおこって赤くなったり、痛んだり、膿(うみ)が出た りするのが尿道炎です。
尿道炎の多くは、性行為(セックス)が原因で、起こります。
つまり、性感染症(性病)による尿道炎が、一番多いということです。
性感染症を確かめたいあなたへのヒント
尿道炎の症状
- 赤く腫れる
- 排尿時に痛みがある
- 尿道からの分泌物(ぶんぴつぶつ)、膿(うみ)が出る
- 痒み(かゆみ)がでる
- 違和感がある
- 灼熱感がある
- 頻尿になる
尿道炎の原因
尿道炎は薬物などによる刺激やアレルギーによってもおこりますが、大部分は細菌の増殖によっておこります。
- 薬物による影響
- アレルギー
- ウイルスの増殖
- 細菌の増殖
- 体内に住んでいる細菌の増殖
- ~ブドウ球菌(きゅうきん)、レンサ球菌等の常在菌(じょうざいきん)
- 膀胱の中には細菌はいません が、尿道の出口付近の内側には、ブドウ球菌(きゅうきん)、レンサ球菌(きゅうきん)など、ふつうにみられる菌(常在菌(じょうざいきん))がいつでも、 誰にでも存在しています。
- これらの細菌は、通常は炎症はおこしませんが、極度の疲労、ストレス、体調不良によって、人体の免疫力のバランスが崩れ、増殖して尿道炎がおこります。
- 体外からの細菌の侵入・増殖
- これが、性感染症(性病)の原因菌です。
- 性感染症が原因の尿道炎について