試乗会・イベントなど
次世代インテリジェント車いす
newひとみ
(2012年3月改定)
ひとみの試乗会、イベント情報、納入実績
●2005年に、愛知万博に出展しました
●2006年に行った試乗会の写真
●2007年に行った各試乗会報告は次の通りです
・3月25日(日)アイフェスタin千葉に出展試乗会
・7月1日(日)アイフェスタin和歌山に出展試乗会
・7月5~7日(木金土)YOTEC(横浜ヒューマン&テクノランド)に出展試乗会
・7月22日(日)山梨県立盲学校サマースクールで試乗会
・9月9日(土) 日本機械学会福祉関係市民フォーラム
・9月23,24日(日、月)大阪市で日本ロービジョン学会合同会議
・10月13日(日)船橋市八木が谷公民館
・10月27,28日(土、日)埼玉県立盲学校 霜月祭
・11月16~18日(金、土、日)西日本国際福祉機器展
・12月9日(日)夢のつばさ福祉フェスタ2007
ニューひとみの体験会
●2011年に行った体験会
・6月12日(日)アイフェスタin千葉 千葉市ハーモニープラザ
・10月15日(土)眼の会・ユニバーサル機器展 兵庫県立総合リハビリテーションセンタ
●イベント情報を募集します
各地の関連イベントに参加して、ニューひとみの体験会を行います。
関連イベントに限らずどこへでも参りますので、
イベント情報をお教えください。→こちらへ
●ニューひとみの体験を希望するグーループはご連絡下さい。
体験会の場所が1日で往復できる近くの場合はマイカーで、
遠くて宿泊が必要な場合は佐川急便でロボットを搬送します。
体験はロボットの解説と操作法の説明を含めて一人あたり25分です。
体験は屋外でも屋内の廊下またはホールで可能です。
個人試乗の所要時間は説明と試乗を含めて約2時間です。
費用は無料です。
お申込みはロッタ有限会社 森
TEL 055-220-8637
Email: mori-rota@hb.tp1.jp
●ひとみ納入実績・その1
ひとみを、奈良ニッセイエデンの園にいらっしゃる方に納入しました。
2006年11月27~9日に、奈良ニッセイエデンの園在住の大村元宥氏に
ひとみを納入しました。
大村氏は視覚障害者で、ひとみのハンドルを持って歩き、
朝の散歩に使っておられます。
その様子は、2006年12月7日の日本経済新聞の夕刊に
「スイッチオン!ロボット社会3:お供はハイテク盲導犬」として掲載されています。
●ひとみの納入実績・その2
ひとみを、那珂市のナザレ園盲老人ホームに納入しました
2006年9月、ナザレ園盲老人ホーム(茨城県那珂市中里361)に
インテリジェント車いす「ひとみ」を納入しました。
これは、ひとみの開発者である森 英雄が卒業した、
茨城県立下妻一高の森の同期生である中村眞彬氏の寄付によるものです。
ナザレ園では、視覚障害者で脚の不自由な84歳の婦人が利用しています。
2006年10月茨城新聞「ナザレ園に電動車いす、障害物避け自動で走行」と、
2006年10月31日毎日新聞「雑記帳」に、その様子が掲載されました。
2007年11月西日本国際福祉機器展での試乗会風景
●夢のつばさ福祉フェスタ2007試乗会
期日 2007年12月9日(日)
場所 福雄各県中間氏地域総合福祉会館「ハピネスなかま」、生涯学習センター
福祉フェスタは何と中間市視覚障害者の会「つばさの会」が主催者でした。
中間市から予算をとり、35頁のつやつやした紙の冊子を作り、
8頁の企業広告まで載っています。
ロッタの普通紙のパンフレットに比してすごいと感心しました。
大勢のボランティが運営に参加していました。
開会式では美人の視覚障害者が司会をしました。
「つばさの会」進会長の挨拶の後に、森下博司福岡県議と松下俊夫中間市長の
夫々本人が挨拶しました。通り一片の挨拶かと思ったら大間違いでした。
森下県議は10年ほど前から進会長と知合い視覚障害者の福祉を
様々な場面で支援しているそうです。
例えば選挙の通知は紙で来ていましたが
それでは視覚障害者はわからないので点字にしたそうです。
この選挙の通知の点字化は他の地方にも広がったそうです。
その県議が試乗会コースに来てロボットに乗りたいと仰るのです。
車いすのハンドルに掴まって歩くテストしかしなかったので
少々心配しましたが、乗っても見事に動きました。
森下県議は大いに興味を持ち、厚生労働省や国会議員に働きかけたいので
資料が欲しいと云ってくれました。
福岡県はロボットのシリコンバレーを目指して
ロボスクエアを2002年7月に開館しました。
ロボットに関する産官学と市民の交流施設です。
福岡は自動車産業の拠点として最近は有名ですが、
ロボットを将来の基幹産業として育成していく方針だそうです。
福岡県には資本金10億円のロボット専門メーカー「テムザック」があります。
神代の昔から新しい文化は九州に興り、日本に伝わります。
私の会社が福岡にあったら良かったのになあと思いました。
●西日本国際福祉機器展試乗会
期日:2007年11月16日(金)~18(日)
場所:西日本総合展示場 新館(北九州市小北区浅野3-8-1)
URL: http://www.convention-a.jp/hukushi/
3年前から「福祉機器展で試乗会をして欲しい」とのラブコールがあり、
今年は思いきって出かけたのです。
展示会の前日には視覚障害者を対象に別の場所で試乗会をしました。
飛行機で行くと甲府から羽田まで3時間かかり、移動だけで1日かかりです。
ロボットはヤマト運輸のJITBOXを使いました。
引越しに使う大きな鉄枠の箱でそれにロボットと道具箱を載せて
甲府から小倉まで運送してもらうのです。
いつもは自家用車にロボットを積んで運んで試乗会会場に行くので、
今回は運搬は簡単でしたが、送り出すまでの準備が大変でした。
試乗会をする前にコースのティーチング(地図作り)をします。
そんなこんなで丸1週間の出張になりました。
次の福岡県中間市の試乗会は12月8日(土)と9日(日)の2日間で
移動日とティーチング日を入れて4泊5日の出張でした。
試乗会は九州の視覚障害者から熱烈に歓迎されました。
北九州市の障害福祉センターは出展を躊躇する私に何度も呼びかけて、
他の出展者の手前詳しくは云えませんが、
可能な限りの便宜を計らってくれました。
NHK九州は福祉機器展のニュースを2分間放映しましたが、
放映時間の半分はインテリジェント車いすでした。
●埼玉県立盲学校 霜月祭 試乗会
期日:2007年10月27日
場所:埼玉県立盲学校、川越市笠幡85-1
URL: http://www.mo-sb.spec.ed.jp/
前日にコースのティーチング、その晩は盲学校の先生宅に泊めていただきました。
経済的な理由の他に、障害教育の現場の話を聞いて見たかったからです。
奥の細道で俳人宅に泊まった芭蕉を真似たわけです。
障害を持つ児童と、自立させようとする親の狭間で、
板ばさみになる教師の苦悩を知りました。
当日は台風接近のせいで試乗会は廊下で行いました。
「ひとみ」に乗った子供は目が見えないのであちこち触ります。
ビデオカメラは自動で回転し撮像し画像処理で廊下を認識します。
ビデオカメラに触るととんでもない方向を見てしまい、
元に戻れなくなり走行が出来なくなります。
視覚障害者が乗っても良いようにビデオカメラをとりつける必要があります。
●日本ロービジョン学会&視覚障害リハビリテーション協会合同会議に出展試乗会
期日:2007年9月23~24日
場所:大阪国際交流センター、大阪市天王寺上本町8-2-6
URL http://www.streamlines.jp/
あちこちで試乗会をしましたが、インテリジェント車いすに対する
西日本の人々の関心の高さに驚かされます。
古代から文化は西に始まり東に伝わって来たのも頷けます。
9月に大阪国際交流センターで開かれた日本LV学会&視覚リハ協会合同の
展示会では、ボランテアの方が次々に視覚障害者を連れてきて
「ひとみ」を紹介し試乗させてくれました。
会期中に試乗者が途切れることはありませんでした。
多くの方が役に立つロボットだと評価してくれましたが、
残念ながら購入したいという人は現われませんでした。
●日本機械学会福祉関係市民フォーラムで出展試乗会
期日:2007年9月9日
場所:関西大学千里山キャンパス、大阪府吹田市山手町
URL: http://www.jsme.or.jp/2007am/→一般特別開放企画→市民フォーラム
関西大学の試乗会は日本機械学会年次大会に併設された
市民フォーラム「機械工学における介護支援・生活支援」の招待講演と試乗会です。
機械学会の会員でもない私が招待されたのは光栄なのですが、
介護機器の開発はロッタ(有)の他は松下電工㈱と川村義肢㈱の2社だけで、
福祉機器の開発は科学技術の研究になじまず、
経済的に儲からない分野なのだと思いました。
●山梨県立盲学校サマースクールで試乗会
日時:2007年7月22日(日)
場所:山梨県立盲学校(055-226-3361)
山梨県立盲学校では前日の曇りの日に経路をティーチングし、
うまく動くことを確認して帰りました。翌日は日が差して暑くなりました。
「ひとみ」が動きません。原因は真新しい黄色の誘導点字ブロックに
真上から太陽光が当ったからです。
点字ブロックの4つの蒲鉾型の輪郭がビデオカメラで撮れないためです。
太陽光が真上から当るので蔭が出来ません。
また、新しいので蒲鉾型の輪郭に汚れがありません。
だから輪郭が撮れないのです。
盲学校の先生から、盲導犬も夏の日中は暑くて動けませんと、慰められました。
●YOTEC(横浜ヒューマン&テクノランド)に出展試乗会
日時:2007年7月5~7日(木金土)
場所パシフィコ横浜展示ホールD
URL: http://robot.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/07/10/554.html
YOTECでは、7m×5mの大きなスペースの提供を受け
「ひとみ」の試乗会をしました。
コースは前進だけでなく、行き止まりでバックする部分も入れました。
試乗会を体験した人は、福祉関係の企業人または官公庁の人でした。
ユニークな電動車いすを開発販売している
(有)アローワンの西平社長から貴重なアドバイスをいただきました。
「10万円以上の福祉機器は身体障害者福祉法や介護保険法の補助対象にならず、
大量に売れるものではない。マーケットは経済的に余裕のある障害者である。
高額な福祉機器は安くすれば売れるものではない。
性能が問題なのだ。貴方のロボットは部品代に比して安すぎる。
経営的に成り立つ価格を設定し、事業の存続を図るべきである」
●アイフェスタin和歌山に出展試乗会
日時:2007年7月1日(日)
場所:和歌山市ふれ愛センター
URL: http://www.eonet.ne.jp~jrps-wakayama/
アイフェスタin和歌山では、ロッタは関西盲導犬協会と
同じ部屋で試乗会をしました。室内試乗会なので問題なく動きました。
和歌山県の盲導犬は、平成13年には2頭いたのに、
平成15年からゼロになりました。
関西盲導犬協会は盲導犬を3頭連れて来て、
視覚障害者の体験歩行をしていました。
私も体験歩行の後について見学させていただきました。
センターの玄関から国体道路(2車線道路)の
点字ブロックがある歩道を歩いて横断歩道を渡り、
対岸の歩道を50m位歩いて、再び横断歩道を渡り玄関に戻るコースです。
歩行訓練士が犬の手綱を持ち犬に指示を出し、体験者にはハーネスを持ちます。
歩行訓練士は横断歩道の前では
「耳をすますと車が左右方向に動いているのが分かりますね、
今は赤信号です。あ!、車が停止しました。
今度は前後方向に動いています。青信号です。
さあ渡りましょう」
と言って犬に指令をだします。
道路で試乗会をすると臨場感が室内に比べて格段に違うことが分かりました。
●アイフェスタin千葉に出展試乗会
日時:2007年3月25日(日)午前10時~午後4時
場所:千葉市障害福祉センター(千葉市ハーモニープラザ)
千葉市中央区千葉寺町1208-2、電話043-209-8779
インテリジェント車いす「ひとみ」は、
視覚障害者や下肢障害者が家の周りを散歩したり、コンビニに行ったり、
あるいは病院・施設内を移動したりするのに利用するロボットです。
ロボットは、電動車いすにビデオカメラ、光センサ、バンパーセンサ、コ
ンピュータ、操作ボックスを搭載したもので、
道順をロボットに予め覚えさせておきます。
利用者が操作ボックスから目的地を指定すると、誘導を開始します。
屋外ならば点字ブロックや縁石、横断歩道に沿って、
屋内ならば壁や床面に貼ったテープに沿って走行します。
目的地となる玄関やドアにはQRコードを貼ります。
利用者はハンドルにつかまって歩き、疲れたら車いすに乗ることができます。
試乗会はA棟(多目的ホール)とB棟、C棟などを結ぶ中庭の通路で行います。
●船橋市八木が谷地区社会福祉協議会 福祉祭り 試乗会
期日:2007年10月13日
場所:船橋市八木が谷公民館、船橋市八木が谷2-14-6
試乗会は森の高校時代の友人の尽力で実現しました。
最初はU字型をしたスロープのコースを考えたのですが、
曲がり角の路面の傾きが悪くて車輪が空回りするので止めました。
そこで広場の模擬店のテントの前を通る往復コースを設定しました。
結果的にはこのコースの方が人目を引いて良いことがわかりました。
「やきそば」を売るテントの前に行列が出来て、
「ひとみ」がピンポンピンポンと鳴らしていても、
買うのに夢中で気づかなくてどいてくれませんでした。
ロッタ社員は赤いジャンパーを着て目立ちましたが、
更に「ひとみ」に幟を立てると良いとアドバイスを受けました。
船橋市役所の福祉課の人も見に来てくれて宣伝になりました。
詳しいことは下記にお尋ねください。お待ちしています。
理事長 森 英雄
〒407‐0263 韮崎市穴山町4060‐3
電話(昼間) 055-220-8637
電話(夜間)とファクス 0551-25-3929
Email: mori-rota@hb.tp1.jp