市場分析部門(優秀論文)2編
「企業の環境配慮への取り組みと信用リスク」(慶應義塾大学柳瀬典由ゼミナール2班)★『損害保険研究』への推薦
「busy directorsが企業業績に与える影響」(慶應義塾大学柳瀬典由ゼミナール3班)★『生命保険論集』への推薦
問題解決部門(優秀論文)4編
「高齢者雇用の活用が企業に与える影響」(明治大学中林真理子ゼミナール2班)★『生命保険論集』への推薦
「組み込み型保険の現状分析と新保険の提案について」(明治大学中林真理子ゼミナール3班)
「女性の社会復帰プログラム ~就職氷河期世代を対象として~」(同志社女子大学大倉真人ゼミナール1班)
「出生率向上計画~子どもが欲しくなる社会へ~」(同志社女子大学大倉真人ゼミナール2班)
全国学生保険学ゼミナール(Risk and Insurance Seminar, RIS)の活動は2013年に10周年の節目を迎えました。当初6大学で始まった「研究研鑽の場」も,その間,順調に参加大学・ゼミ数を増やし,全国20大学,約300名を超える大所帯にまで成長しました。そこで今後より強く求められるのは,質的な向上であり,その具体的な取り組みとして,2014年12月6日のRIS幹事会において,損害保険事業総合研究所ならびに生命保険文化センターの協賛のもと,「RIS優秀論文制度」の創設が提案され,全会一致で可決されました。
「RIS優秀論文制度」では,全国大会で報告された学生研究について,指導教員の推薦を得たものについて,指導教員を除くRISの全教員によって審査を行います。審査においては,①問題意識の明確性,②研究方法の適切性,③結論の妥当性の3点を個別に評価した上で,総合的に判断します。
優秀論文制度は、各指導教員が任意で担当ゼミ生の研究論文を推薦。推薦教員を中心に、全推薦論文の中から担当ゼミ以外の論文を最大3編まで選出し、集計の結果、上位の論文を第二次審査に回す。RIS審査委員会で最終候補を討議し、全教員による最終審査で優秀論文を決定する。
審査基準は①問題意識の明確性②研究方法の適切性③結論の妥当性―の3点を個別に評価した上で、総合的に判断。学生らしいユニークな発想と学術的な論理力・構成力などが問われる。
審査委員会は、前期の論文編集委員が担当するとともに、必要に応じて、専門的に近い領域の教員も審査に加わる。
優秀論文は①市場分析部門と②問題解決部門のそれぞれにおいて選出される(2024年度から実施)。
優秀論文のうち,「損害保険研究」(損害保険事業総合研究所)、「生命保険論集」(生命保険文化センター)への推薦に適合する論文については,RISから各誌の編集委員会に「学生優秀論文」として推薦される(2024年度から改訂)。
推薦された優秀論文は各誌の編集委員会の承認を経て両誌上で掲載される。