第8回研究会

第8回 再生可能集積システム時限研究会

委員長 上原 稔(東洋大)

副委員長 中尾 健彦(東芝)、名古屋 彰(岡山大)

日時: 平成25年10月19日(土) 13:00~17:30

会場: 電気通信大学 調布キャンパス 西10号館2F大会議室

アクセス http://www.is.uec.ac.jp/about/access.html

21世紀になって人類の活動が地球環境に及ぼす影響が著しく増大し、環境変動が憂慮されています。このために、特に人類が製造した人工物に関し、その再生利用や再利用を促進する技術開発が強く期待されています。ユビキタス情報社会において、ほとんどの我々の身の回りの人工物に、集積システムが組み込まれています。従って、これらのシステムの再生、再利用を図ることは、地球環境に優しいという面だけでなく、経済、政治などの面からも重要です。具体的な探求課題としては、直接的な再生、再利用の促進に関する技術開発に加え、ライフサイクル全体の省エネルギー化やコスト削減も重要な探求課題になります。このためには、アーキテクチャの根本的な改革、耐久性の低下した部品において、安心、安全な運用を確保するフォルトトレランス、セキュリティ技術の研究、製造から再生に至るライフサイクルのビジネスモデルの探求などが重要です。このように、本研究では、従来型とは大きく異なった開放的な分野による総合的なアプローチが必要です。

本時限研究専門委員会は,こうした問題意識を持ちながら,リコンフィギュラブル技術、アーキテクチャ技術、ソフトウェア工学、設計技術、システム技術、再生ビジネスモデルなどの分野の研究者の自由な交流を促進し,集積システムの再生、再利用による環境に優しいIT技術の研究に関して、研究発表および討論を行う機会を提供します。本研究会は定期的に研究会を開催することにより、関連する研究者に広く技術交換の機会を提供し、産業界と大学等の研究機関の交流の機会を増やすことにより、関連する技術の発展を図っていくことを目的とします。

次回の第 8回再生可能集積システム研究会を下記要領で一般発表を募集致しますので,多数の申し込みをお待ちしております.

期日: 平成 25 年 10 月 19 日(土)13:00から

会場: 電気通信大学 調布キャンパス 西10号館2F大会議室

プログラム:

1. [一般講演] 13:00-13:30 パッチクランプ用CMOSオンチップIVコンバータの特性評価

川島拓也、中山渉、安田洋平、中野誠彦(慶大)

2. [一般講演] 13:30-14:00 加熱処理による故障したGPUの再生実験

川原尚人(鳥取大)

3. [一般講演] 14:00-14:30 省エネルギーな分散処理システムのための専用ハードウェアの設計

吉見真聡、入江英嗣、吉永努(電気通信大)

14:30-14:45 休憩

4. [招待講演] 14:45-15:45 システムソフトウェアにおける"再生"技術

山田浩史(農工大)

15:45-16:00 休憩

5. [一般講演] 16:00-16:30 並列プロセッサ用スモールワールドネットワークアーキテクチャ

森秀樹、上原稔(東洋大)

6. [一般講演] 16:30-17:00 再生可能計算システムの研究動向 -WReCS-2013 ワークショップ報告-

上原稔(東洋大)

17:00-17:30 ポスターセッション

7. 低速ストレージのための分割ファイル方式

上原稔(東洋大)

8. BYODに基づく仮想PC教室の提案

上原稔(東洋大)

9. 過飽和クラウドのエネルギー管理におけるインスタンス割り当て方式の評価

高部優一郎、上原稔(東洋大)

10. 代謝型リングの設計

上原稔、森秀樹(東洋大)

◎参加資格:特に制限はありません。

参加費:\2,000 学生無料(会場でお支払いください)

研究会に引き続き専門委員会を行い、

終了後に懇親会を行います。

[専門委員会] 17:30-18:00

[懇親会] 18:30-21:00

会場:kirakutei Kirakuya

会費:\3,500-(飲み放題+食事7品)

http://r.gnavi.co.jp/g099303/menu3/

[問合先]

吉見 真聡(電通大)e-mail:yoshimi(a)is.uec.ac.jp

RISホームページもご覧ください

https://sites.google.com/site/renewableintegratedsystems/