表現別例文集
他の言語では体系だてて説明される部分も、クレリカにはありません。
たとえば、言語学でいう法(発話の姿勢)、相(動作の姿勢)、態(動作主の姿勢)などです。このような内容も、その場で即時的に表現されます。
まず、発話の姿勢に関わる表現です。
これはほとんど感情標識のページが参照になるかと思いますが、主な表現や特徴的なものを記載しておきます。
食べてしまいたい --- hafrai qrai
願望や希求を意味する感情標識を使います。ここでは -ai を割り当てています。
やめてください しんでしまいます --- hepte prenee stoste qree
次に、動作の姿勢に関わる表現です。
みてる……こっちみてる…… --- eme yire......hune eme yire......
クレリカには動作主を示す標識はなく、そもそも動作に自他の区別もありませんので、それを示す必要がある場合、工夫しなければなりません。
例えばこのような文です。
わたしはあの子にににらみつけられて死にたい --- eqrua apriqua
時制はこのように表現されます。
みえた! --- emo heto
過去形もしくは完了形です。