一般の一個人が日本の景気を予測することは、限られた労力、情報へのアクセス、経験などから、難しいことである。
また、経済アナリストと称する人々がいろんな意見、見解を述べているが、誰を信じるか?が常につきまとう。
社団法人 日本経済研究センターが毎月発行する、ESPフォーキャスト調査が、これらの悩みを解決する一助となろう。
2004年から開始されたという、この調査は、日本経済の将来予測を行っている民間エコノミストから、日本経済の重要な指標の予測値や総合景気判断等についての質問表に毎月回答してもらい、その集計結果から 、今後の経済動向、景気の持続性などについてのコンセンサスを明らかにするもの、とある。
予測に対しての結果がどうであったか、過去を振り返った検証もなされており(特に優秀なフォーキャスター、なども個人名で挙げられている)、必ず当たる、とは言わないまでも、素人判断よりもよほどまっとうに、将来を見据えることができるはずである。
■社団法人日本経済研究センター ESPフォーキャスト調査