<シンポジウム>
空間史学研究会 第3回シンポジウム
まなざしの論理
わたしたちは、絵画・彫刻・都市・建築・庭園などを、みる。
そしてみることを通し、眼前のものを超えてさまざまな事象を読み解く。この読み解きの枠組みは時代や場所、社会背景や世界観によって大きく異なり、また、あらたな制作活動の原動力ともなってきた。
この空間をまなざす論理を、どのように記述することができるだろうか。本シンポジウムでは、「みる/みられる」という関係や〈みえないもの〉をみる方法などをめぐり、研究領域を横断しながら、まなざしの諸相を歴史的に議論したい。
講演題目・講師:
建築をみる・建築からみる ―平安京の住まいの空間と景観―
溝口 正人 (名古屋市立大学 日本建築史)
神像を見る/神像が見守る ―古代アテナイの場合―
芳賀 京子 (東北大学 美学・西洋美術史)
名所へのまなざし 江戸時代の松島図を切り口に
佐藤 琴 (山形大学 日本美術史)
日時:8月1日(木)17:00 開始
場所:東北大学 川内南キャンパス 文学研究科棟 3 階 視聴覚室(317)
(下記リンク先地図26 番建物の3 階です)
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/profile/about/10/about1003/