2012年08月02日

<シンポジウム>

空間史学研究会 第2回シンポジウム

空間と装飾

古来より空間には装飾が施されてきた。建造物の柱・梁・天井・壁面、納置された彫像・絵画・調度品、周囲の庭園や人々がまとう衣服に至るまで、じつに多彩な営為を読み取ることができる。そして、各々が社会的・文化的意味をもつとともに、空間全体を意味づける重要な構成要素としても意義を持っていた。

私たちを取り巻くこの意味の重奏を、いかに解きほぐすことができるのか。近代的な眼差しを超えて、美術史学、建築史学、宗教民族学の専門家とともに考えたい。

講演題目・講師:

山林の絵画表象と仏教荘厳

泉 武夫(東北大学、東洋・日本美術史)

荘厳と機能の相関、天井の意味を考える

窪寺 茂(建築装飾技術史研究所、日本建築史)

宗教民族学から見た建築・空間と美術・装飾

山田 仁史(東北大学、宗教民族学)

日時:8 月2 日(木)17:00 開始

場所:東北大学 川内南キャンパス 文学研究科棟 3 階 視聴覚室(317)

(下記リンク先地図26 番建物の3 階です)

http://www.tohoku.ac.jp/japanese/profile/about/10/about1003/