白石研究室の方針

研究室概要

白石研究室は、東京大学大学院 総合文化研究科 広域科学専攻 相関基礎科学系(駒場キャンパス)に2022年4月に発足した新しい研究室です。白石研究室を志望する方は、広域科学専攻相関基礎科学系Cコースの大学院入試を受験してください。

白石研究室を志望する方は、対面またはzoomで一度面談しに来ていただきたいです(大学院説明会の際の研究室訪問を利用するのが簡便かと思いますが、それに出れなかった方は個別に連絡を頂けたら時間を調整します)。


研究テーマ

白石研究室では、非平衡統計力学の基礎的な問題を中心に、幅広く研究を行っています。具体的な白石の過去の研究内容についてはこちらをご覧ください。ただし研究テーマをこれらに絞るつもりはなく、新しいテーマもどんどん開拓していけたらいいと考えています。原理的な問題、基礎的な問題、現象の本質を見抜いたり理論間の関係を明らかにしたりするような研究に白石は関心を持っています。

研究は、紙と鉛筆を用いた解析的なアプローチを主に用いています。特定の数学的・物理的手法に特化しているというよりは、使えるものは何でも学んで使っていこうと、幅広い手法を柔軟に用いています。情報理論や理論計算機科学の知見を応用することもあります。


指導方針

基本的には大学院生の方の自主性を重んじたいと思っています。テーマを細かく指導教員が与えるよりも、各自で興味を持ったものを調べていけるといいと思っています。(ただしもちろん、大学院生に成りたてでは、どういう研究の方向が有意義なのか、そもそもどういう研究課題があるのか、などは分からないと思いますし、狭い知見でテーマを選んでも発展性に乏しいことも少なくありませんので、いろいろな研究の動向などの情報を与えたうえで、面白い、気になると思ったものを研究していくのがいいのではないかと考えています)