リモセンデータや気象データから陸面からの蒸発散量を推定するペンマン・モンティース式というのがあります。有名な手法なのでそこら中に解説が出てはいるのですが、出会う文献によって物理量の定義や表記ゆれが多く、けっきょく毎回導出を追うことになるので、備忘として私の理解する最小構成だけメモしておきます。
非常にざっくりした理解のため、より詳しくは流体解析の本や、以下の文献などを参照してください。
Campbell, G. S., Norman, J. M. 1998, An introduction to Environmental Biophysics, 2nd ed. Springer-Verlag, USA. (邦訳: 久米 篤, 大槻 恭一, 熊谷 朝臣, 小川 滋) 2010, 森北出版株式会社, 東京都.
近藤純正, 三枝信子, 渡辺力, 山﨑剛, 桑形恒夫, 木村富士男. (近藤純正 編). 1994, 水環境の気象学―地表面の水収支・熱収支―, 朝倉書店, 東京都.