少し長そうな格の話
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格は名詞の文中の役割を表す役割をするものです。
-'sと-'iと-'dと-'cと-'lは特に使われやすいので覚えておきましょう。
-'sは主語を表します。
FAFSa's FAFSは
-'iは目的語を表します。
FAFS'i FAFSを
-'dは属格を表します。
FAFSa'd FAFSの
-'cは与格を表します。
FAFSa'c FAFSに
-'lは方向を表します。
FAFSa'l FAFSへ
FAFS'sではなくFAFSa'sであることに気付きましたか?
これは緩衝音と言います。
名詞の語尾が子音でそれにつく格の接辞が子音から始まるときはその間に緩衝音が付きます。
緩衝音は名詞のクラスによって変わります。
名詞のクラスは以下のように判別します。
名詞の最後の母音が
この名詞クラスによって付く緩衝母音は以下のようになります
FAFSは紅クラス子音名詞なので緩衝音は-a
主格は-'sだから合わせてFAFSa'sという訳です。
また、母音で終わる単語と母音から始まる接辞が繋がる時は緩衝子音を付ける事が出来ます。
Ex) mi + -en → mirgen
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