助動詞とれしゅれしゅな話

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時制(過去なのかそれとも未来なのか)と相(終わったのかそれとも始まったのか、続いているのか)は助動詞で表します。

まずは時制から

過去

未来

edioll

wioll

~した

~する

動詞の前・後ろでも良いですが、普通は文頭に設置します。

Wioll mi tydiest. 私は行く。

Edioll mi tydiest. 私は行った。

相の助動詞は以下のようになっています。

法も助動詞で表現します。

moleは推奨の法の助動詞の時が多いけど時々弱い義務を表すときもあります。

助動詞は接続詞や動詞連体形語尾など文全体にかかってしまいます

だから、

Cene mi lkurf lineparine pa si lkurf niv.は

「私はリパライン語を話せるが彼は話さない」ではなく

「私はリパライン語を話せるが彼は話さないことが出来る」になります。

この例文の場合そんなに文意は変わってないですが、変な感じですね。

こういうときはeo lexを使います。

これを使った文

Cene mi lkurf lineparine pa eo lex si lkurf niv.は

「私はリパライン語を話せるが彼は話さない」になります。

「彼は話せない」はeo lex後にceneで彼は話せるになるのでこのceneを否定するためにnivをおきます。

Cene mi lkurf lineparine pa eo lex cene niv si lkurf.

になります。

ちなみに口語では略してelxとして使うこともあります。

elxを使うと、

Cene mi lkurf lineparine pa elx cene niv si lkurf.

になります。

他にもlexの用法はあって前の文の内容を指すla lexと動詞の連体形をつくるlex Vがあります。

連用体は動詞が名詞を修飾するときの形です。

例えばlex lkurf lkurftlessは話す言語になります。

否定するときはlex niv Vとlexif Vという形を使うことが出来ます。

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