古澤 政生
任期:2017年12月 ~ 2019年11月
任期:2017年12月 ~ 2019年11月
2017年12月2日開催の碧空会総会で、会長を拝命致しました古澤政生(S44年入学)です。
卒業後は、静岡県の会社に就職、約40年の間勤務致しました。その前半をバイクを中心とした振動騒音の研究、後半をスノーモービル、ATV、レースバイクの開発と運営で世界を転戦致しました。現在は、前半の研究経験を生かして、京都で(株)F-MAコンサルティングという小さな会社を起業して運営しています。
思えば、わずか4年にも満たない空手道部の経験が、精神的にも身体的にも、その後の10倍にも及ぶ長い会社生活を支えてくれたことは、誠に驚くべきことであります。 この機会をお借り致しまして、不肖をご指導ご鞭撻頂いた碧空会員の皆々様へ深く感謝申し上げる次第です。
さて、碧空会活動の目的は、「会員間の親睦」と「空手道部の活動を援助することによる同部の発展への寄与」の2つであります。 この目的を達成するために、最大限の努力を惜しまないことを、ここにお誓い申し上げます。 今回、2つ目の目的のうち空手道部の活動の援助について進展がありました。長い間、山川先輩のご厚意により管理して頂いた銀行口座を、関谷前会長と長友現会計担当のご努力により、ゆうちょ銀行に「人格なき社団」を開設し、会計の管理と業務を一本化することができるようになったことです。これで、通帳・口座の入出金は会計担当が全国どこでも通帳・印鑑で行えるようになります。ただ、そのために、碧空会事務局の設置場所を会計担当宅とすることに致しました。 役員交代のたびに会則の編集が必要になりましたが、一番少ない手間で複雑な法律をクリアすることができました。
今後の課題は、現在連絡がとれないままになっている会員が多くいるため、これを解消することと、空手道部員の減少対策であります。 1つ目は、電話や電子メールを活用して、名簿の充実更新を図ります。ささいな情報でも結構です。碧空会事務局までお知らせ下さい。会員皆様の御協力をお願い致します。 2つ目は、新入生の勧誘を促進するように、現役生と碧空会が協力してアイデアを出して行きます。2020年の東京オリンピックに空手が正式競技として採用されたことは幸いなことです。 これを機会に空手道に関心を持つ高校生が増えて、一人でも多く九工大空手道部に入部してくれることを期待しています。
末筆ながら、碧空会員ならびにご家族の皆様のご健勝をお祈り致します。
押忍
2018年1月 吉日
碧空会会長 古澤政生