チキンフットはドミノW9を使ったゲームです。メキシカントレインと同様、ゲーム名が商品として売られるほど、
人気のあるゲームであり、ドミノゲームの中で屈指の名ゲームです。
プレイ人数は2~8人まで遊べます。
2人か3人の場合はW6でも代用可能です。ここではW9を使った枚数で記述します。
人数に応じ次の枚数を配ります。2人:20枚、3人:15枚、4人:11枚、5人:9枚、6人;8枚、7人:7枚、8人:6枚。
余った牌は山札にします。各ラウンドに応じ、あるW牌を持っているプレイヤーがスタートプレイヤーになり、以降時計回りに1枚ずつだします。
最初のラウンドはW9を持っているプレイヤーがスタートプレイヤーです。
スタートプレイヤーは必ずW9を出さなければなりません。以降のプレイヤーは9の目が6枚出るまで、9の目がある牌があれば必ず出します。
出せない場合は、山札があれば1枚引き、引いた牌が出せるのであれば必ず出します。山札がない、または引いて出せない場合はパスします。
6枚出た場合は、通常のドミノゲーム同様に出します。
スタートの目のもう一方の目と繋げられる牌があれば必ず出します。
なければ山札から引き、引いた牌がだせれば必ず出します。出せない場合はパスします。
もしW牌が出た場合は、出したW牌の縛りになります。例えばW4が出た場合は、4の目が3枚つながれるまでは、4の目の牌しかだせません。
ゲームは誰か1人の手牌がなくなるか、山札がない状態で全員パスした瞬間にゲームが終了します。
終了後、手牌がある場合は、残りの目の合計を全て足します。
W0はたった1枚で50点として数えます。その合計が失点になります。手牌がないプレイヤーは0点です。
これを10ラウンド繰り返し、失点が最も少ないプレイヤーの勝利です。
なお各ラウンドのスタートW牌は下記のとおりです。
もし誰もスタートW牌を持っていない場合は、それよりも1つ小さいW牌を持っているプレイヤーがスタートプレイヤーになります。
各ラウンドのスタートW牌は下記の通りです。
以下バリアントになります。バリアントは複数を組み合わせても遊べます。
個人的には柏木バリアントはお勧めです。
・柏木バリアント
1R目のスタート牌をW0、2R:W9・・・とします。
スタートのW牌がなく、W1まで下がり、さらにない場合は配り直します。
最初に手牌がなくなったプレイヤーには5点、W牌の縛り中に上がった場合は10点得点が貰えます。
W0をスタート牌から除外します。つまり1R:W9、2R:W8・・・10R:W9とします。
10ラウンドが長い場合は、4ラウンド、5ラウンドに短縮しても構いません。
スタートのW牌は任意に決めても良いですが、逆転の要素が出るよう、最終ラウンドはW0以外にしたほうがいいでしょう。
※ルールに誤訳などお気づきの点がありましたら、
までご連絡ください。