2024年6月27日(木) 13時から16時にかけて普通救命講習会を百合ヶ丘勧交会館において開催しました。
講師として川崎市消防防災指導公社の方に来ていただき、参加者は14名でした。
⑴ 公社からのテキスト・一方向弁付き感染防止用シート,自治会残留の飲み物を配布。
⑵ テキストに沿った映像を視聴しながらの講義(大型テレビ) 約30分
・応急手当の基礎知識
・救命処置
※休憩10分
⑶ 講義内容の訓練(4又は5人の3グループに分かれる)
1. 胸骨圧迫・人工呼吸・回復体位・AEDの使い方の説明。
2. 胸骨圧迫・人工呼吸 一人ずつの実施。
3. 次の過程を一人ずつ実施。
倒れている人発見→周囲安全確認→119番通報とAEDの依頼→心肺蘇生(胸骨圧迫・人工呼吸・AEDの使い方)
ともかく、救急車が到着するまでは、心肺蘇生を継続することが重要。こうすることで、救急車内で心肺が蘇生しても脳死状態に陥るリスクを
少なくできるため。
人工呼吸時には嘔吐原因となる胃に行く空気量を少なくするため「フー」ではなく、「ハー」で行う。
心肺が蘇生した場合には、回復体位を取らせ、呼吸状態を慎重に観察すること。
4. 気道異物の除去法の説明と一人ずつの実施。
まず、咳をしてもらう、次に背をたたく、それでもだめなら腹部突き上げ法を試す。腹部突き上げをした場合、必ず、医院での腹部診察を受けさせること。
5. 回復体位の説明と一人ずつの実施。
6. 直接圧迫止血法の説明。
⑷ 市民救急士普通救命講座(普通救命講習Ⅰ)修了証を参加者が受理。
*普通救命講習を受講して
救急車到着時間の平均は10分,その間,何もしなかった場合に比べ,応急手当をした場合の救命は2倍を超えるそうです。普通救命講座修了証には「救命技能を維持向上させるためにおおむね3年ごとに反復して講習を受けてください。」と記されていました。約20年前に受けた講習より救命処置方法や用具も進化しているので再び受講しようと思いました。