2023年10月2日(月)、百合ヶ丘勧交会館において13:00~16:00の間、普通救命講習会が開催されました。指導者は川崎消防防災公社からのお二人とボランティアの方1名の計3名でした。参加者は16名でした。
講習会では、参加者に配布された応急手当講習テキストに沿った映像を大型テレビに映し出して視聴、その後、応急手当の基礎知識や救命処置に関する講義がありました。
さらに、3グループに分かれて講義内容の実技訓練(倒れている人発見→周囲安全確認→反応確認→協力者要請→119番通報とAEDの手配依頼→呼吸確認→心肺蘇生(胸骨圧迫・人工呼吸)を一人ずつ行いました。実際の場面では最後の心肺蘇生は救急隊員が到着するかAEDにより倒れている人が意識を回復するか迄継続しなければならないので協力者が必要です。
実技訓練の後、気道異物の除去法、回復体位による気道の確保、直接圧迫止血法の説明がありました。
これらの後、参加者に市民救急士普通救命講座修了証が配布されて講習会は終了となりました。
以下に講習を受けた方の感想を紹介します。
救急車到着時間の平均は9分,その間,何もしなかった場合に比べ,応急手当をした場合の救命は2倍を超えるそうです。普通救命講座修了証には「救命技能を維持向上させるためにおおむね3年ごとに反復して講習を受けてください。」と記されていました。約20年前に受けた講習より救命処置方法や用具も進化しているので再び受講しようと思いました。
大型テレビに映された応急手当説明映像に見入る参加者
人形を使った胸骨圧迫の実技訓練風景