2018年8月26日掲載
約480年前創始の月讀神社(上麻生7-38-4)は、だるま市で有名な麻生不動院の近く、柿の実幼稚園横の参道の階段を登った林の中にあります。1995年(平成7年)4月発行の勧交会ニュース第200号特集号に、この神社と勧交会の関係が書かれています。
Y氏が記された「追想」によると、月讀神社の山車のパレードが始まった経緯は、昭和49年9月月讀神社新社殿完成以来、必ず神社集会に参加していたY氏が、勧交会地域にも神社の神輿(みこし)においでいただきたい旨を申し入れたところ、神社側は神社を支える会員がいないと初め難色を示されたが、早速会員を町内で募ったY氏など各氏の努力が実り、神輿の最終の御旅所(おたびしょ)が上麻生公園になったとのこと。
月讀神社が「この地で生を享(う)けた子供達の産土神(うぶすながみ)である」「次代を背負う若者達の些(いささか)でも心の支えになれば」との思いで、命の続く限り御旅所として手伝って行きたいと書かれていました。
このパレードは、このような次世代を思う心から生まれました。
メモ:勧交会ニュースNo.468 2017年8月号より転載