2019年3月1日掲載
サギの手口は巧妙化しています。高齢者だけでなく、無作為に選んだ携帯電話番号あてのショートメールを使うサギもあります。自宅電話だけと思って油断していませんか?
ショートメールで差出人がAmazonなど通販業者を装い、「未納金があるから即刻支払ってほしい。そうでないと裁判手続きに入る。あなたがブラックリストに載ってしまい、突然クレジットカードが使えなくなります」などという内容で脅してきますので、ご注意ください。
平成30年5月31日現在、麻生警察署が把握しているだけで、今年度もすでに17件、約2,186万円の被害が発生。
自宅電話は留守番電話にセットして、相手を確認してから電話に出るか、かけ直すようにしましょう。サギ電話をふせぐことができます。なぜなら、サギ犯人は、自分の声を録音されることを嫌うからです。
麻生セーフティメール(ASMアスム=安住)に登録し、区内の身近な犯罪、災害、火災などの地域情報を区役所から受け取りましょう。これは、警察署や消防署が発信する地域情報を共有するためのものです。
麻生セーフティメールに関する詳細と登録方法などについては、麻生区のホームページ「安全・安心のまちづくり」を参照して下さい。
「まさか私が・・・、ひっかかるわけがない」と思わず、「電話でお金を支払う話へ誘導されること」に日頃から注意しましょう。お年寄りだけがターゲットではありません。
たとえば、自動音声ガイダンス利用のサギで郵便局を装った音声ガイダンスのあとに、オペレーターという人が登場し、指定する口座に預金を移すよう勧めてくるもの/「情報サイトご登録履歴があり、未納金が発生しております」などの表現で、AmazonやYahoo!未納金を通告してきて、支払いはコンビニに行かせてAmazonギフト券や電子マネーでだまし取るもの/個人情報流失などのトラブル解決を装うもの、などがあります。
参考資料:麻生警察署各戸配布資料より
メモ:勧交会ニュースNo.478 2018年6月号より転載