2019年7月2日掲載
最近、国の検討会が出した「冨士山がもし噴火したら…という被害想定」がニュースになりました。この地域は「津波は来ないから、大丈夫」なんて、安心していられませんね。
火山灰が何日も降り続く被害について、かなり具体的な想定結果が出ています。最終的には、御殿場市1.2m、80km離れた横浜市でも10cm程度、新宿区には1.3cm降り積もるとのこと。
たった1cmの堆積でも、道路の通行止めや鉄道の遅延・停止が生じ、送配電網の性能低下による停電の可能性があることが指摘されました。東京海上日動火災保険ホームページの噴火情報には、火山灰は「数ミリ積もっただけで、自動車のスリップ事故が発生しやすくなり、鉄道・航空などの交通網も麻痺します。また、農作物の被害、家屋倒壊など、社会生活に深刻な影響を及ぼします」とはっきり書かれています。呼吸器への影響も深刻だそうです。
無力感にとらわれないで、ご一緒に自衛しましょう。
【今月のアドバイス】
大災害時には、電気・ガス・水道がストップします。
水や食料を最低でも1週間分を蓄えておくことは、皆さんもよくご存じと思います。それに加えてほしいのが、携帯トイレや簡易トイレといった、災害時にも使えるトイレを準備することです。折りたたみ式で通常のトイレにセットできるものなど、さまざまなタイプがあります。
不幸にして被災したとき、「片付ける前にすべきこと」は保険請求のために被害状況の証拠となる写真を撮っておくことです。家の中も外も、破損した状態を撮影しておいてください。
メモ:勧交会ニュースNo.487 2019年3月号より転載