第21回 日本感性工学会大会 企画セッション「生命ソフトウェア」

オーガナイザ:坂本 牧葉(岐阜市立女子短期大学)

「生命ソフトウェアシンポジウム」で優秀賞を受賞された先生をお招きしてご講演いただくOSを企画しました.受賞研究について深く議論できる場です.ぜひご参加ください.

講演1(2019年度受賞研究)
講師 今井 順一 氏 千葉工業大学 情報科学部 情報工学科

2003年北海道大学大学院工学研究科システム情報工学専攻博士後期課程修了.博士(工学).2003年室蘭工業大学サテライト・ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー中核的研究機関研究員.2005年電気通信大学大学院電気通信学研究科助手.2007年同助教.2010年千葉工業大学情報科学部准教授.2016年同教授,現在に至る.人間と知能システムとのインタラクション,コンピュータビジョン,感性情報処理などの研究に従事.

エージェントによる「可もなく不可もない」情報の提⽰とユーザが抱く信頼感との関係
エージェントからユーザへ提示される情報が常に最良であるとは限らない.しかし,「可もなく不可もない」情報の提示がそのエージェントへの信頼感に与える影響は明らかではない.本講演では,こうした観点から行った研究の成果を紹介する.

講演2(2019年度受賞研究)
講師 杉本 階嗣 氏チームラボ株式会社

2019年室蘭工業大学工学研究科情報電子工学系専攻修了,2019年チームラボ株式会社入社.

Convolutional Autoencoderを用いた心筋梗塞の検出
本研究では,Convolutional Autoencoderを用いて正常な心電図波形モデルを構築した.このモデルを用いて,心筋梗塞患者の異常な心電図データを識別する実験を行った. 今回は識別実験の結果を示しその有用性について述べる.

日時:2019年9月14日(土)10:00〜12:00に日本感性工学会大会内、G会場(3階 304教室)にて開催いたします.

会場:芝浦工業大学 豊洲キャンパス (〒135-8548 東京都江東区豊洲3-7-5)